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Google Home、英語なら使える機能、実は日本語でも使える機能のまとめ

欲しいのは、メディアアラームとルーチンかな。

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最近、主に米国・英語だけでですが、Googleアシスタント(Google Home)に幾つかの機能が加わりました。使えない機能はないのも同じなので気にする必要はないのかもしれませんが、いずれ使えるようになるかもしれませんし、多少は気にしておきたいところです。

また、Google Homeのヘルプページには、各国語毎に利用できる機能の一覧がありますが、実は日本語ページの場合、使えるのに一覧に乗っていない(日本語のヘルプが用意されていない)ものもいくつかあります。

というわけで、今回はそんな機能をいくつか紹介したいと思います。

定型の指示を一言で実行できるルーチン(Routine)

先週、米国で利用可能になった機能です。日本でも「OK Google、今日はどんな日?」と呼びかけると、挨拶からは始まり天気や予定、ニュースをなどを続けて読み上げてくれる機能がありますが、これを朝、夜、出勤時など6つのパターンで設定できるもの。

  • Good morning(起床)
  • Bedtime(就寝)
  • Leaving home(外出)
  • I’m home(帰宅)
  • Commuting to work(出勤)
  • Commuting home(退勤)

それぞれに「今日はどんな日」と同様に行う内容を設定できるのですが、その内容は、各パターン毎に少しずつ異なります。

追記(2018/07/28):現在は6つのパターン以外にも好きにルーチンを作成できるようになっているほか、スケジュールに沿ってルーチンを自動実行する機能が追加されています。

追記(2018/09/03):ルーティンおよびスケジュール機能が日本でも利用可能となりました。

ロケーションベースのリマインダー

以前からスマートフォン上のGoogleアシスタントではリマインダーを登録できましたが、現在は、Googleホームから音声での登録も可能になっています。

私:「OK Google、19時にメールをチェックとリマインドして(リマインダーをセットして)」
Google Home:「19時、メールをチェックでよろしいですか?」
私:「はい」
Google Home:「リマインダーを保存しました」

という感じです。

この機能、日本語のヘルプページには記載がありません(日本語のヘルプがない)が、日本語でも利用が可能です。なお、リマインド時には、Google Homeから小さく「ポピポ~ン♪」と音が出るだけで、内容自体はスマートフォンに通知されます。

先週米国では、時間に加えて、ロケーションベースのリマインダーが登録可能になりました。「OK Google、スーパーにでコーヒーを買うとリマインドして」(もちろん英語で)と指示すると、スマートフォンを持ってスーパーに行ったときに「コーヒーを買う」とリマインドしてくれるというもの。

なお、場所はスターバックス〇〇店のようにピンポイントでは指定できず、スターバックス、グロッサリーストア(grocery store:食料品店)のような大きなくくりになります。ちなみに、コンビニエンスストアは認識してくれず、スーパーマーケットはグロッサリーストアに、ドラッグストアもファーマシーに変換されました。

日本語では利用できませんが、言語設定を英語にすれば、日本でも利用可能です。

スマートフォンのGoogleアシスタントからは、日本語でも場所を指定してのリマインダーが登録可能です。ただし、こちらはGoogle Homeとは逆にピンポイントで住所を指定しなければいけません。しかも場所の登録が出来たりできなかったりと、まだちゃんと動作をしてない気がします。

ローカルビジネスインフォメーション

これは日本語ヘルプがないだけで、以前から利用できている機能です。「OK Goole、近くにATMはある?」「~の営業時間は?」などで情報を教えてくれるというもの。

フライト情報の確認

「OK Google、ハワイ行きの飛行機を探して」などでフライト情報を検索し、大まかな費用や所要時間を教えてくれる機能です。すでに飛行機を予約しており、Google Nowなどに表示される状態なら「次の飛行機は?」でそれを教えてもくれます。

なお、英語の場合は日付などを細かく指定しての検索や、旅行先での人気のアクティビティなども検索できますが、日本語の場合ではそこまではできないようです(指示の仕方がわかりませんでした)。

メディアアラーム

アラーム自体は日本でも普通に設定できますが、英語では、好きな音楽やラジオなどを目覚ましの音として設定できる「メディアアラーム」が利用できます。

日本でも英語設定にすれば利用可能です。

オーディオブックの再生

Google Play Booksでオーディオブックの販売が始まりましたが、Google Homeはそのオーディオブックの読み上げにも対応しています。英語なら。

リラックス機能

「OK Google、リラックスさせて」というとリラックスできる音を流してくれる機能です。Play Musicからリラックスできる音楽を探してくるのではなく、組み込まれた(?)音を再生してくれます。

機能一覧にはありませんが、日本語でも利用できる機能です。

他にも、「森の音」「雨の音」「自然の音」「水の音」「ホワイトノイズ」などもリクエスト可能。その場合、「OK Google、~の音を流して」というとPlay Musicからそれっぽいタイトルの音楽を探してしまうので、「~の音」で止めるか、「~の音を聞かせて」というと上手くいきます。

レシピの再生

これも英語のみの機能。「バナナブレッドを作りたい」などと指示するとレシピを探し、その工程を1つずつ読み上げてくれます。だけではなく、「水は何カップだっけ?」などの問いかけにも回答可能です。

日本の場合、工程の読み上げはしてくれませんが、アクション機能を使い「クックパッドと話す」などすると食材などからもレシピを探してくれます。

他にもいろいろ

ざっと気になったのは上記のようなものですが、ほかにもChromecast上に天気や動画の一覧を表示したりといった、スマートディスプレイを見据えたと思える機能も英語では利用可能だったりします。

また、こられ以外でも日本語ではできないけど英語なら使える機能はありそうです。

年末までに話した言語を自動認識するマルチランゲージに対応するとの話なので、そうなるといちいち設定を切り替えなくても、多くの機能が利用できるようになるかもしれません。英語の勉強が必要になりそうですけど。