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ThinkPad トラックポイント キーボードII US配列版がようやく到着。実機インプレッション

キーボード、もう少し傾けたいところ

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注文していたThinkPad トラックポイント キーボードIIがようやく届きました。国内販売が開始された5月26日に公式ストアで注文したのですが、英語は配列ということもあり、その時点で予定納期は4週間。それでも6月中には届くだろうと思っていたのですが、結局発送されたのが7月5日、手元にきたのは7月10日となりました。

あらためてレビューするまでもないですが、ThinkPad トラックポイント キーボードIIは、2013年に発売されたThinkPad Bluetooth ワイヤレス・トラックポイント・キーボードの後継モデル。当時はBluetooth 3.0で充電端子もmicroUSBでしたが、今回はBluetooth 5.0に充電端子もUSB Type-Cとなりました。

なお、USBはあくまでも充電用。有線での利用はできません。接続はBluetoothのほか、専用の2.4GHz帯無線も利用出来ます。

▲ドングルは本体に収納

背面にはBluetoothと専用無線の切替えのほか、AndroidとWindowsの切替えスイッチも搭載。

Android向けとはいっても、キーボード上でナビゲーションボタンのショートカットが利用出来る程度の違いなので、切替えて使うことはなさそうです。

▲F9~F12にAndroid用のメニューを搭載

電源ボタンは右側面に配置。スライドするとバネで元の位置に戻るタイプのスイッチです。

底面にはスタンドもありますが、あまり角度は付きません。個人的にはもう少し高くなって欲しいところ。

▲底面
▲スタンドを立てた状態(上)と畳んだ状態(下)

とりあえず使い始めており、キータッチなども問題はないのですが、いまのところミスタイプをする原因は大きく2つ。

1つはFnキーの配置。Ctrlの左になるので、Ctrlを押すつもりでFnを押しており、コピーやペーストができないなぁ……なんてことが頻発しています。

▲FnとCtrlの配置は、他のキーボードでもよく話題になる部分

もう一つは、Page UPとPage Downキーの配置。カーソルキーを挟むように配置されているので、カーソルと間違えて押してしまい、画面がスクロールしてしまいます。

「Ctrl」と違い、こちらは慣れそうにないので、PowerToysのKeyboard Managerで「PgUp」と「PgDn」を「Shift」に割り当ててしまいました。

Bluetoothの切れ具合などはいまのところ問題はなさそうですが、しばらく使ってみて何かあれば、また報告したいと思います。