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ついにモップの自動洗浄に対応。ロボット掃除機「ECOVACS DEEBOT X1 TURBO」レビュー【PR】

自動集塵か自動洗浄か、さらにお金を出して両方か。なかなかに悩ましい

Ecovacsが水拭きモップの自動洗浄・乾燥に対応したロボット掃除機「DEEBOT X1 TURBO」の販売を開始しました。DEEBOT X1 TURBOは、今年の初めにMakuakeで先行予約を実施していたもの。10万円を超える高額なクラウドファンディングは、出資者が伸び悩むことも多いのですが、こちらに関しては、サポーター659人、目標額の6837%を集めています(目標額がそもそも少ないという話は置いておきます)。

今回、そんなDEEBOT X1 TURBOを試用させていただいたので、普段利用しているDEEBOT OZMO T8(にN8の集塵スタンドをセット)との比較も合わせて紹介していきます。

2つのモップが特徴的なDEEBOT X1 TURBO

まず、DEEBOT X1 TURBOの本体から。ぱっと見では良くあるロボット掃除機とほぼ同じ。

しかし、裏側を見るとその特徴がよくわかります。目に付くのは何と言っても、2つの大きなモップ。このモップが回転して床を拭き掃除してくれます。

モップ部分はマグネット着脱で簡単に取り外せます。もちろん、モップ部分も交換可能です。

ダストボックスは本体上部のプレートを取り外してアクセスします。この辺りは普通のロボット掃除機と同じです。

モップ以外にも、普通のロボット掃除機とは少し違う部分もあります。まずカメラ。120万画素のHDRカメラとTrueDetect 3Dセンサーにより、物体認識が強化され、スマートに障害物を回避する「AIVI 3D」システムを搭載します。

このカメラは、障害物センサーとして使うだけではなく、掃除中のようすをスマートフォンアプリから遠隔で視聴できます。普段はあまり気にしない家具の下の隙間を確認したり、留守中の家の様子をチェックできる見守りカメラとして利用できます。また、マイク・スピーカーも搭載しているので、留守中にペットに声をかけたりと言ったことも可能です。

マッピングには、上部に飛び出たD-ToF測距センサーを利用するようです。最新のTrue Mapping 2.0を搭載し、SLAM(Simultaneous Localization and Mapping)技術により、自分の位置をリアルタイムに把握。光の影響も受けにくく、狭い場所や家具などもしっかり識別できるとのこと。

OZMO T8との比較になりますが、ステーションに戻るのも早く、狭い場所で引っ掛かることも少ない気はします。

▲左がDEEBOT X1 TURBOのマップ、右がDEEBOT OZMO T8のマップ。ちなみに、アプリは同じECOVACS HOMEです

独自音声アシスタントYIKOに対応

ECOVACSのロボット掃除機は、もともとGoogleアシスタントやAlexaとの連携も行えるのですが、DEEBOT X1 TURBOはこれらのスマートスピーカーがない場合でも、独自のアシスタント「YIKO(イコ)」で音声操作が可能です。

「OK YIKO」とウェイクワードを言うと「私はここにいます」という返事をしてくれるので、あとは「掃除を開始して」といえば掃除を開始してくれます。ほかにも「消耗品の起源は切れてる?」で消耗品の状態を教えてくれます(アプリ上からも確認できます)

マッピング機能でエリア指定や家具の配置などをしておけば、その場所を指定(「キッチン」や「ソファの周り」など)して掃除に行ってもらえるので、食べ物をこぼした等の場合もすぐに対応できます(もちろん、アプリからも指定できます)。

水拭きステーションでモップを自動洗浄

DEEBOT X1 TURBOの特徴は、やはり水拭きステーションの存在です。デンマークの世界的なプロダクトデザイナーJACOB JENSEN(ヤコブ・イェンセン)オフィスがデザインしたという外観は、存在感はあるものの、非常にスタイリッシュです。

私が今使っているDEEBOT OZMO T8のように電動クリーニングモップを付けられるものもありますが、多くのロボット掃除機では、本体の裏側にモップシートを取り付け、タンクの水がしみだしてきて、少し湿ったモップを引きずるという形がほとんど。ようするに濡れた雑巾を引きずるようなイメージです。

これに対してDEEBOT X1 TURBOは、先述した通り2つの回転するモップでしっかりと水拭きをしてくれます。しかし、ロボット掃除機本体に水タンクはありません。ではどうなっているのかというと、水拭きステーションに設置された状態でモップを濡らします。掃除終わりにはモップの洗浄にも対応。

ステーションの蓋を開けると、最近は自動収集してくれるゴミパックが入っている部分に2つのタンクが配置されています。

右側のブルーのタンクは、洗浄用の水を入れるタンク。左のグレーのタンクは、清掃後の汚れた水を入れるタンクです。

このタンクの水がステーション内の水受け(モップが収まる部分)に滲出し、モップを濡らします。

つまり、仕組みとしては濡れたモップを回転して拭き掃除をしているわけです。この方法だと、しばらくするとモップが乾いてしまい水拭きができなくなりそうですが、デフォルトでは15分で一旦水補給(モップを濡らす)のために自動でステーションに戻ります。この戻りの時間は、アプリから10分または25分にも設定可能です。豪邸に住んでいて、15分ごとに戻られてはいつまで経っても掃除が終わらない、という場合には便利かもしれません。

動作音はほとんど気にならないレベル。普通のロボット掃除機と同じです。

▲モップより前に吸引口があるので、モップにゴミを巻き込んで……という心配はなさそうです

清掃を終えてステーションに戻ってくると、やはり水タンクから水を出してモップを洗浄。汚れた水は汚水タンクに集められます。

なお、モップは高速回転で水切りした後、冷風による空気乾燥に入ります。洗浄時はかなり大きな音がしますが、空気乾燥時には耳を澄ませば小さなモーター音が聞こえるという程度で、ほぼ無音です。

洗浄後のモップは、濡れ雑巾を固く絞ったような感じ。この後、冷風による自然乾燥が始まりますが、終了まで6時間かかります。

なお、モップは消耗品。150時間の利用で交換が推奨されています。いざというときに予備をどこにしまったのか分からなくなるというのは良くあることですが、DEEBOT X1 TURBOは、水拭きステーションのタンクの間にある仕切りに掃除用具と一緒に予備のモップを収納しておけます。これなら、必要な時に慌てずに済みそうです。

▲予備のモップを収納可能。この仕切りには、掃除用のブラシと、別売りの洗浄液をセットしておけます

上位モデルは自動集塵にも対応

DEEBOT X1 TURBOはモップの自動給水・洗浄に対応した代わりに、ゴミの自動集塵機能がありません。これはなかなかに悩ましい問題です。これがないといちいち本体のダストボックスを取り出しでゴミを捨てないといけません(1~2回で満杯にはなりませんが)。

ゴミの自動集塵があれば、月に1回程度、ゴミパックを取り出して捨てるだけなのでとても手軽。しかし、モップの給水・洗浄も捨てがたく、非常に悩ましい問題です……。

すでにゴミ自動収集機能のついたロボット掃除機を使っているのなら、水拭きのためにDEEBOT X1 TURBOを導入するのもありかもしれません。ただ置き場所に困るので、普通の家ならどちらか片方になってしまいそうです。

▲DEEBOT N8+のゴミ収集ステーション(左)とDEEBPT X1 TURBOの水拭きステーション(右)

と思っていたら、上位モデルのDEEBOT X1 OMNIでは、自動集塵+自動給水・洗浄に対応していました。本体は同じもので、水拭きステーションが異なっているようです。価格は4万円ほどアップしますが、毎日のゴミ捨てから解放されるのであれば、安いものかもしれません。

追記(2022/4/8):DEEBOT X1 TURBOの8000円オフクーポンを提供頂きました。購入時に「7AKX3667」を利用ください。

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