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CHUWI MiniBook Xがアイデンティティを喪失。パンチホールがなくなり10.51型にサイズダウン

割り切れば、これはこれでいいかも

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2021年末に発表され、2022年1月に発売された、CHUWIの10.8型小型ノートPCの「MiniBook X」。世界初のパンチホールカメラ搭載ノートPCという触れ込みでしたが、いつのまにかパンチホールがなくなり、ディスプレイも10.51型にサイズダウンしていました。

個人的に絶賛愛用中のMiniBook Xですが、ディスプレイの四隅が角丸になっており、Windowsとは相性が悪いのと、うりであったパンチホールがとても邪魔というのが難点ではありました(慣れましたが)。

このため、角丸を止めたモデルをリリースするというのを昨年末辺りにCHUWIが投稿していたのを見ていたのですが、その後音沙汰がなく(公式サイトからもMiniBook Xは消えてしまいました)、どうなったのかと思っていたら、すでに改修版が販売されているとTwitterで教えてもらいました。

しかしこの改修版、単に角丸がなくなっただけではなく、ディスプレイサイズが10.51型に変更になり、解像度も1920 × 1200にダウン(もとは2560 × 1600)。パンチホールもなくなり、カメラはディスプレイ上部に配置されています。ようするに、ベゼルが太くなりました。上に貼った製品イメージではベゼルが細めですが、Amazonのレビューに実機写真が投稿されています。ベゼルは実測で8mmほどあるようです。

また、タッチパネルではあるものの、スタイラスには非対応となったようです。

この変更に合わせてなのか、邪魔だった天板ロゴの出っ張りもなくなっているようです。

ODM元が変わったのか、コストダウンのためなのか、はたまた他のPCパーツを流用したからなのかはわかりませんが、少なくとも現在購入できるMiniBook Xは、発表当初のものとは別の製品になっていると考えて良さそうです。

若干価格も安くなっているので、最初からこういうものだと割り切ってしまえばアリかもしれません。