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バッテリ内蔵でEcho Dotを持ち運べる拡張スピーカードック、音は広がるけど低音はイマイチ

意外と大きかった

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サンワサプライが発表したEcho Dot用の拡張スピーカードック「400-SP077」を購入してみました。

なんとなくEchoと同程度のサイズ感だと思っていたのですが、そんなことはなく、2周り近く大きなものでした。

背面にEcho Dotに差し込むmicroUSBケーブルとAUXケーブルがあります。外には出っ張らずスッキリと収まる構造。下部には電源スイッチのほか、充電用のmicroUSBと外部入力用の3.5mmジャックがあります。

Echo Dotを載せたところ。操作やマイクなどはすべてEcho Dotのものそのままを使用します。キツキツというわけではなく、結構緩め。もちろん背面にケーブルを挿しているのですっぽ抜けたりはしませんが、それが無ければ、ひっくり返せば簡単に外れます。

なお、マニュアルには特に記載がありませんが、側面になぞの出っ張りがあります。引っ張ると少しだけ伸びるのですが特に外れたりはしません。ストラップを引っかけるようですかね?

肝心の音ですが、フルレンジスピーカーを2基搭載しているだけあって、音の広がりはEchoよりも数段上に感じます。ただし、音自体はかなり軽め。ボリュームを上げれば低音もわずかに響きますが、正直物足りない。同じボリュームだとEchoはやや篭った感じに聞こえる反面、低音は良く響きます。

どちらがいいかは好みもありそうですが、よく聞く曲がボーカル中心なら、この拡張スピーカードックもありな気がします。

Echo Dot自体のスピーカーとは比べるまでもなく良いのですが、拡張スピーカーとして4980円の価値があるかは微妙なところ。スピーカー単体であれば、同価格帯でもっと良いものもありそうです。

もっとも、この製品の売りは拡張スピーカーであると同時にバッテリー搭載でどこでも持ち運んで使える点にあります。

家の中であればEchoやEcho Dotを複数台設置しておいてもいいのですが、1人暮らしならキッチンやリビング、寝室で持ち運んで使うというのもありでしょう。Wi-Fiが利用できるなら外に持ちだすことも可能です(単にスピーカーとして使うだけでならWi-Fiも不要)。

これからのキャンプやバーベキューシーズン、大勢で集まってワイワイするときに、アレクサが使えると楽しいかもしれませんね。