カテゴリ:レビュー

Xiaomiの電動空気入れを購入。自転車やバイクの空気を自動で注入

これで手押しや足ふみの労働から解放される、かも

𝕏

※記事の内容は執筆時点のものです。記事内のリンクからアフィリエイト報酬を得ることがあります。

以前から気になっていた、Xiaomiの電動空気入れを購入してみました。正式名称は「米家充气宝」で、インフレーターと訳されることが多いようです。結構あちらこちらで販売されていますが、今回はBanggoodで購入。5235円でした。

大きな南京錠のように見えますが、自動で自転車やバイク、車などの空気を入れてくれるというもの。3~150PSI(0.21BAR~10.34BAR)に対応しています。

空気入れを引っこ抜くと電源ON。元に戻せば電源OFFになります。

自転車、バイク、車、ボールという4つのプリセットが用意されており、それぞれ下記のように圧力を指定可能。プリセット使わずに3~150PSIの範囲で都度設定しての利用もできます。

  • 自転車:標準45PSI、30~65PSIで設定可能
  • バイク:標準2.4BAR、1.8~3.0BARで設定可能
  • 車:標準2.5BAR、1.8~3.5BARで設定可能
  • ボール:標準8PSI、4~16PSIで設定可能
▲ホイール操作部右側のリロードマークのようなボタンを押すとプリセットの切り替えが可能。上下の+-ボタンで圧力の調整を行えます

実際に自転車で使ってみました。タイヤの適正圧力は自転車によっても変わりますが、普通はタイヤの横に書いてあるので確認します。

▲このタイヤは40~65PSI

空気入れ本体のバルブは米式(車やバイクで使われているもの)なので、そのままでは一般的な自転車で使われている英式のバルブでは使えません。そのために、専用のアダプターが用意されています。このアダプター、仏式バルブでも使えるようです。

▲先端にアダプターを装着。このままでも本体に収納可能です。
▲一般的な英式バルブ

セットして中央のボタンを押せば後はかってに空気が入っていき、設定した圧力になると停止します。

空気の入る速度は少し遅めで、28PSIから45PSIになるのに5分以上かかりました。また、音は80dbとそれなりに大きめ。環境にもよりますが、夜間や早朝の使用は避けたほうがいいかもしれません。

なお、本体の充電はmicroUSBで行います。一回の充電で連続30分の利用が可能とのこと。普段からこまめに圧力をチェックしていれば、月1回くらいの充電でなんとかなりそうです。

アダプターはもう1種類、ボールなどに使える針状のものも付属します。これは装着したままででは収納不可です。

付属の収納袋には、アダプタを入れて置けるポケットがあるので、ここに入れておけば無くすこともないでしょう。

ちなみに、夜間など暗い場所でも作業できるようLEDライトが付いていますが、先に書いた通り、結構な音がするので夜間、外での作業はお薦めしません。ガレージとかあるなら大丈夫だとは思いますけど。

自転車で出かける際に持ち歩く・・・にはやや邪魔なサイズですが、遠出する際にはカバンに入れておくと安心かもしれません。あるいは車に積んでおくのもありでしょう。

Xiaomiは昨年末に日本へ参入しましたが、今後はこういったアイテムも国内での販売を期待したいところです。

(source Xiaomi, Banggood