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玄関のスマートロックを「SwitchBotロック Pro」と「指紋認証パッド」に交換 ツーロックにも対応可能【PR】

スマートホームらしさを感じられる製品

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スマートホームの第1歩といえば、照明やスマートリモコンがとっつきやすいところではありますが、もっと「スマートホームらしさ」を感じられるのは玄関のスマートロックではないでしょうか。

いちいちカギを取り出すことなく、解錠・施錠を行えるほか、出先からもスマートフォン経由で簡単に操作ができます。家にいないときに家族が遊びに来た場合などには、スマートフォン経由で鍵を開けて、「すぐに戻るから中で待ってて」なんてことも可能です。

そんなスマートロックの新製品、SwitchBotが11月末に発売した「SwitchBotロック Pro」と「指紋認証パッド」をレビュー用に提供いただいたので、さっそく紹介していきたいと思います。

工事不要、約99%のドアに取り付けられるSwitchBotロック Pro

SwitchBotロック Proは、工事不要で取り付けられるスマートロック。というと、なにやらかっこいいですが、要するに強力な両面テープでドアに貼り付けます。

もっとコンパクトな物を想像していたのですが、手に持つと意外と大きく重いです。

▲SwitchBotロック Pro、思っていたより大きかったです

前モデルのSwitchBotロックでは、サムターンを回す部分がサムターンの形状により3種類用意されていましたが、SwitchBotロック Proでは1つで賄えるようになっています。側面にあるネジでつまみの幅を調整でき、99%のドアロックに対応できるとしています。

▲横のねじで幅を調整できます

なお、サムターンによって高さ(出っ張り)が異なりますが、SwitchBotロック Proは土台部分がスライドし高さ調整が可能となっています。これはSwitchBotロックも同じ構造です。

電源は単3電池を4本使用。SwitchBotロックは「CR123A」を使用していたので、入手性が格段に良くなりました。電池寿命は約270日。また、近々専用の充電バッテリーセット(バッテリー寿命約365日)も発売されるとのことです。

ドアへの装着は両面テープで貼り付けるだけですが、サムターンの回転軸との位置合わせがかなり大変です。おそらく、設置作業の8割程度はこの位置合わせに費やしました。

▲SwitchBotロック Pro側は、中心がずれてもある程度吸収できる仕組みになっていますが、できるだけ中心軸を合わせたほうがスムーズに動作します。

貼り付け後は、定着のために付属のサポートテープで48時間固定するようにとのこと。本体の貼り付けに使う両面テープはかなり強力なので、ちょっとやそっとでは剥がれることはなさそうですが、そのうち3Dプリンターでドアにねじ止めできるアダプターを作っておきたいところです。

▲ロックの前についている長細いのは、開閉センサー用のマグネット。施錠状態だけでなく、ドアの開閉状態も取得できます

ちなみに、我が家のドアはツインロックなので、SwitchBotロック Proも2つ設置しています。ちゃんと2つを連動して動作させることが可能です(後述)。

指紋認証パッドとの組み合わせでさらに便利に

SwitchBotロック Proだけでも一応使えはしますが、開ける際にわざわざスマートフォンを取り出す必要があり、あまりスマートではありません。ということで、専用の指紋認証パッドも用意されています。

これをドアの外側(屋外側)に設置しておけば、暗証番号や指紋でも解錠が可能です。固定は金具を両面テープかねじ止めしますが、簡単には外せないようねじ止めが推奨されています。

▲指紋認証パッドはIP65の防水防塵仕様

また、金具から認証パッドを取り外すにはひと手間いるのですが、外すとアラームが鳴る仕様です。取り外されたことはアプリにも通知がでます。

▲底からSIMピンのようなものを挿し込みます

なお、バッテリーはCR123Aリチウム電池を2本使用(付属しています)。1日1人3回ロックを解除する場合、3人家族で2年間使えるとのことです。

上の写真では、指紋認証パッドの下に丸い金具がついていますが、これは我が家のドアにもともと別のスマートロックが取り付けられており、それを外したあとの穴を塞ぐためです。

約7年弱使っていたスマートロックで、これまでは大きな不満もありませんでした。これを導入した当時もQrioなどの後付けタイプがありましたが、まだキーパッドは出ておらず、解錠にはスマートフォンが必要でした。

そもそも、小学生の子供に鍵を持たせたくないという理由でスマートロックの導入を考えていたので、スマートフォンが必須のシステムは選択肢から外れていました。

▲これまで使っていたスマートロック。暗証番号のみでしたが、子供が小さいうちは活躍してくれました

ただ、スマートロック周りの技術も進歩しており、キーパッドや指紋認証も後付けで可能なものが増えてきました。

SwitchBot 指紋認証パッドも、暗証番号(パスコード)(6~12桁で100組登録可能)、指紋認証(最大100組登録可能)、NFCカード(100枚まで登録可能)で解錠できます。もちろん、アプリからも操作可能。

暗証番号は、常に有効なもの、一定期間だけ有効なもの、1度だけ有効なもの、緊急番号を設定できます。民泊などをするのでなければ通常は、常に有効な番号だけ設定しておけばいいでしょう。家族それぞれに番号を決めておくと、履歴で誰が解錠したのかも確認できます。

緊急番号を使って解錠すると、メールで通知が送られます(送信先は最大5件設定可能)。誰かに脅されて解錠するというようなケースに使用すると、危機を伝えることが可能です。

また、のぞき見防止機能もあります。たとえば、友人などと自宅に帰ってきてパスコードを覗き見られたくないという場合には、正しいパスワードの前後に適当な数字を打って最大20桁の番号を入力可能。20桁の中で、正しいパスコードが連続して入力されていれば解錠できます。

ツインロックモード設定

先にも書きましたが、鍵が2個あるドアの場合、SwitchBotロック Proを2個使ってツインロックモードの設定も行えます。

▲ツインモードの設定は、2つのSwitchBotロック Proを登録後に行います

ツインロックモードを設定すると、2つあったSwitchBotロック Proが、アプリ上では1つとして認識されます。

▲左:ツインモード設定前。SwitchBotロック Proが2つ登録されています。右:ツインモード設定後。2つのロックが1つにまとまりました(もちろん、名称は変更可能)

内側から解錠・施錠する場合、SwitchBotロック Proのダイヤル状の部分を一回押すと自動で回転してサムターンを回してくれます。ツインロックモードを設定している場合、片方の操作だけで、もう一方も連動するようになります。

アプリでは、単に解錠・施錠だけではなく、解錠後に一定時間で施錠するオートロック、解錠や施錠、ドアの開け閉めの通知設定なども行えます。

解錠・施錠やドアの開け閉めをトリガーにして、オートメーション設定も行えます。ただ、オートメーションの設定では、ロックが手動(内側から操作)で解錠されたのか、指紋認証パッドを使ったのかが区別できないようです。ここは、今後のアップデートに期待したいところ。

Amazon初売りセールで15%オフ

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