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Samsung生まれのベンチャーが手掛ける耳の除湿器「DearBuds SE」

今夏には間に合わなさそう

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お風呂に入ったあとや水泳のあと、耳に水が入ってしまいなかなか出てこないという経験をしたことがある人も多いはず。また、イヤホンやヘッドホンを外すと耳の中が湿った感じがするという人もいるでしょう。そんな不快感を解消してくれる、耳の除湿器「DearBuds SE」がKickstarterに登場しました。

このDearBuds SE、Samsungの社内ベンチャープログラムC-Labから生まれたLinkfaceが手掛ける製品。もともとは2021年に両耳用の「DearBuds」としてKickstarterでキャンペーンを開始したのですが、半導体不足による部品単価のアップなどをうけ、一旦キャンセル。あらたに片耳用のDearBuds SEとして再登場したものです。

そんな前置きはともかくとして、DearBuds SEがどんなものかというと、耳に装着して使うイヤホン型の除湿器。それ以外の何物でもありません。

イヤホン型ではありますが、音楽を聴くような機能はありません。専用アプリを使うと耳の状態をリアルタイムで確認できますが、アプリを使わずにDearBuds SEの単体操作でも除湿は可能です。

なお、2つ購入してアプリを利用すると、両方の耳の状態を確認できるデュアルモードで動作します。また、子供でも利用できるよう、すべてのDearBuds SEには子供用イヤーチップが付属します。

なかなかニッチな製品ではありますが、イヤホンやヘッドホンを利用する時間が増えると、それだけ耳のトラブルも増えてくるもの。耳のケアデバイスとして役立ちそうではあります。

Kickstarterでの出資額は64ドルから。うまく行けば10月には出荷の予定となっています。

Source: Kickstarter