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レム睡眠や睡眠中の心拍数も計測可能 睡眠の質を計測できるNeuroOnの使用感

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NeuroOn

先日から使い続けている睡眠用アイマスクNeuroOn。2週間ほど使ってみたので、どんなログが採れるのかを紹介したいと思います。

これで睡眠時間の自由自在? 睡眠の質を改善できるアイマスク NeuroOnがやってきた

睡眠の質をトラッキング

睡眠の時間や眠りの深さを計測するというのはたのアクティビティトラッカなどと同じですが、NeuroOnではそれらを総合してスコアを出してくれます。

100が理想的な睡眠状態のようですがそんなスコアはとても出せません……。

昼寝の勧め

またこのスコアに応じて、「今日は昼寝したほうがいいんじゃない?」という感じにお勧めの睡眠メニューを提示してくれます。今日はREM睡眠が足りていないので、7:59~9:59の間は寝なさいとのこと。寝なかったけど。他にも11:59~13:59の間に90分、13:59~15:59の間で30分寝たほうがよいとのこと。

このレコメンドをうまく使うと、当初のコンセプトにあった6時間毎に30分の睡眠だけでよくなる多相睡眠を習慣化できるのかもしれません。

睡眠ログ

肝心の睡眠ログは、眠りの深さや睡眠中の心拍数が確認できます。REM睡眠を計測できるのは専用機ならではでしょうか。

この日は細かく起きていて、0:08~5:59の間に17回目を覚ましていたようです。ただ起きていた時間は全部足しても14分ほどでした。

心拍数は寝ている間は51bpmあたりのようです。他の日を見ても大体51~54で安定しています。これが高いのか低いのかよくわからないですけど。一番低くて0bpmになっていますが、これはNeuroOnがずれて計測できなかったのですね。

他のアクティビティトラッカのログと比較

せっかくなので、Misfit Ray、ムーヴバンド3の睡眠ログと比較してみます。

どちらも起床時間が6時半ごろですが、これは6時に起きた後ごろごろしていたから。自動計測のアクティビティトラッカはちゃんと動き始めないと寝ていると判断してしまいます。睡眠のリズムは似たような感じですが、胸に着けていて動きが少ない分、Misfit Rayは眠りが深いと判断している割合が多いようです。

目覚めはいい

NeuroOnはアラーム機能があり、指定した時間になると振動とスマートフォンからのアラームで起こしてくれるのですが、その時間が来る前から目の部分にあるLEDが徐々に明るくなっていき、アラームが鳴るころにはすでに目が覚めている、すぐに起きれる状態になっていることがほとんどです。大抵の場合はアラームよりも先に起きれます。これも腕に着けるアクティビティトラッカではできないことですね。

お勧めするかは難しい

NeuroOn、なかなか面白いと思いますし自分の睡眠の質をまじめに計測したい、コントロールしたいという場合にはお勧めできるデバイスですが、いかんせん$299という値段がネックです。せめて1万円台で買えるならお勧めできるのだけどなぁ。

Neuroon – an intelligent sleep mask