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Google HomeからIFTTT経由で部屋の明かりを操作する方法。Nature Remoがあれば簡単

一気に未来が来た感じ。

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流行りものには流されるタイプなので、早速Google Homeを購入してみました。

Google Homeは音声でWEB検索や音楽再生をしてくれるだけではなく、各種スマート家電の操作にも対応しています。しかし、そんなスマート家電はもっていません……。

だがしかし、以前に紹介したスマートフォンで操作できる赤外線リモコン「Nature Remo」と、各種自動化を行えるIFTTTを組み合わせることで、お手軽にスマートホームな環境を実現できます。

Google Home(アシスタント)とNature RemoをIFTTT経由で連携させる

Google Homeに搭載されている音声AIのGoogleアシスタントは、各種サービスを繋げて自動化が行えるIFTTTに対応しています(IFTTTがGoogleアシスタントに対応しているというのが正しいかな?)。

また、Nature RemoもアップデートによりIFTTTに対応しました。ということで、この3つを組み合わせると、Googleアシスタント(Google Home)に直接対応していなくても、赤外線リモコンが使える機器なら音声操作が可能になります。

IFTTTの設定方法

設定の例として、Googleアシスタント経由で部屋の照明(シーリングライト)を点けたり消したりできるようにしてみます。なお、Remoアプリで対象機器の操作ができる状態になっているのが前提です。

IFTTTはスマートフォンアプリとWEBサイト、どちらから設定を行っても構いません。

IFTTT

IFTTT
開発元:IFTTT
無料
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トリガーにGoogle Assistantを登録

設定方法は、IFTTTのトリガー(This)でGoogle Assistantを選択。その中から、「Say a sinple phrase」を選びます。

▲Google Assistantの「Say a sinple phrase」を選択

続いて、Googleアシスタントに話すコマンドフレーズを設定しています。今回は「部屋の電気をつけて」を設定しました。この画面では異なる言い方を最大3つ設定できます。なので、「部屋の明かりをつけて」でも反応するようにしました。

なお、ここで設定するフレーズは、Googleアシスタントが認識できる通りに入力する必要があるようです。上手くいかない場合は、スマートフォンのGoogleアシスタントに話しかけて、漢字を含めてどのように認識されるか確認してみてください(今回の場合、「電気を点けて」ではだめで「電気をつけて」にしたら上手くいきました)。

▲「点けて」では認識しませんでした

そして、頭に付けている「部屋の」が重要です。単に「電気をつけて」では、Google Homeが元から備えるスマートホームの設定を参照してしまい、ライトが登録されていないとの返答が返ってきました(もちろん「部屋の」ではなく「寝室の」「リビングの」などなんでも構いません)。

「What do you want the Assistant to say in response?」はコマンドが通ったときにGoogleアシスタントに話してほしい言葉です。「Language」にはJapaneseを選びます(英語で返答して欲しいときは、Englishを選びます)。

アクションにNature Remoを登録

次に、「That」の部分です。ここではNature Remoを選びます。また、actionとしては、「Control home appliances」を選択します。すると、スマートフォンのRemoアプリで設定したエアコン以外のコマンドが表示されるので、目的の動作を選びます。今回は「ライト-全灯」です。

▲出てくる選択肢は、Remoのアプリで設定しているものです

最終的には下記のようなAppletsが出来上がります。

▲同じ方法で消灯も作れます

音声で照明を操作。同様の方法でエアコンやテレビも操作可能

実際の動作の様子は下記。

ライトだけではなく、エアコンやテレビなどNature Remoが対応してれば(大抵の赤外線リモコンには対応しています)、同様の方法で音声操作が可能です。

ちょっと末来っぽい気がする。

なお、Nature Remoはまだ正式販売が開始されていませんが、10月中旬には一般販売が開始されるそうです。

「LINE WAVEはTVが操作できるのに、Google Homeはできないのかぁ」っと悩んでいる人はぜひ。

追記:10月16日に販売開始されていました。13,000円。