Qualcommは1月4日(現地時間)、XR向けチップセット「Snapdragon XR2+ Gen 2」を発表しました。
Meta Quest 3に搭載された「Snapdragon XR2 Gen 2」のアップグレード版で、GPUが15%、CPUが20%向上しているとのこと。また、片眼最大4.3K解像度を90fpsで実現するとしています。
Snapdragon XR2 Gen 2の発表にあわせ、あらたなMR/VRヘッドセットのリファレンスデザインも発表。Goertekが開発を担当し、Tobiiの視線追跡技術を搭載します。このリファレンスデザインには、片目あたり3KのSnapdragon XR2 Gen 2と、片目当たり4KのSnapdragon XR2+ Gen 2の両方をサポートするとのことです。
QualcommとGoogle、そしてSamsungは2023年2月のSamsungのUnpackedイベントにおいて、次世代XR構築で提携するという発表を行っていましたが、今回もその点はしっかりアピールしています。
Samsungのバイスプレジデント兼技術戦略チーム責任者のインカン・ソン氏は、「Galaxy ユーザーにクラス最高のXRエクスペリエンスを提供することを目指しています」と述べています。
Samsungは1月17日に次のUnpackedイベントを控えており、その際に何らかの発表があるのかもしれません。