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世界初のスマートフォンを使った光造形3Dプリンタ OLOがKickstarterで出資募集中

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3Dプリンタもすっかり一般化してきて珍しものではなくなりましたが、Kickstarterで一風変わった3Dプリンタ OLOがキャンペーン中です。このOLO、一般的なフィラメントを使った3Dプリンタではなく、光で硬化するレジンを使用し、硬化させるための光にはスマートフォンの画面を利用します。

OLO

スマートフォンの上に外光を遮断する専用ケースをかぶせ、そこに光硬化のレジンを注いで使います。

3Dプリンタ OLO

スマートフォンの画面に造形したいモデルの積層画像を順次表示させることで徐々に硬化させていく方式です。スマートフォン側(下側)から徐々に造形されますが、プリントベッドが上面にあり、それが徐々に持ち上がっていきます。このプリントベッドの移動にモーターを使っていますが、動作音は非常に小さく、また電源も単3電池4本のコードレス仕様です。

olo-size

対応するスマートフォンは5.8インチサイズまで。iPhone 6s Plusは対応しますが、Xperia Z UltraやHuawei P8 Maxはダメですね。造形可能なサイズは76 x 128 x 52mm。

OLOは今回の資金調達が成功したら、12インチサイズのものや、高精細にした6インチクラスのOLOも計画しているとのことです。

Kickstarterのキャンペーンは4月21日まで。現在、OLOを1つ手に入れるための最低出資額は$89となっています。出荷は早ければ9月の予定です。

(via CNet)
(source Kickstarter)