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オーストラリアにULTRONが出現 小さなIron Boyに倒される

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オーストラリアに突如出現したULTRONとその手下によりメイク・ア・ウィッシュ財団のレポータが誘拐されるという事件が発生したものの、小さなアイアンマンにより無事救出され、ULTRONも倒されたようです。

もちろん本当の事件ではありませんが実際の出来事ではあります。

アイアンマンになったのはシドニーに住む9歳のDomenic君。嚢胞性線維症という遺伝性の疾患を患っている彼の夢は、スーパーヒーローになることでした。そんな彼の夢をかなえるために、難病の子供の夢をかなえるという活動をしているメイク・ア・ウィッシュ財団とオーストラリア ニューサウスウェールズ州警察が協力し実現したのが今回のミッションです。

ちなみにトップ画像、アイアンボーイの隣にいるのは12歳のお兄さんです。

まず、朝の9時にニューサウスウェールズ州警察(NSW警察)から緊急の呼び出しを受けたDomenic君。シドニー公園からパラマタにある警察本部までヘリコプターで移動します。

そこで警察長官から事件の発生とアイアンボーイになって助けてほしいと依頼をされます。

この話に、トニー・スタークを演じているロバートダウニーJrも乗ってきます。

「シークレットミッションのために、特別な少年を送り出した」

その後、ULTRONの子分を倒し、人質を救出。

そしてオペラハウスの前でULTRONと対決。

見事に倒し、世界の平和は守られたのでした。

最後には警察長官からメダルを授与されました。

メイク・ア・ウィッシュ財団を中心にNSW警察や関係各所の協力で行われた今回のサプライズミッション、Domenic君にとっては生涯忘れられないものとなるでしょう。

ただ、嚢胞性線維症患者の平均寿命は30歳台。その後のインタビューで「もし本当にスーパーパワーを持っていたらどうするか」と聞かれたたDomenic君は、「治療に役立てる」と答えています。

筋萎縮性側索硬化症 (ALS) の研究を支援するためのアイスバケツチャレンジというのがありましたが、今回のような取り組みから注目が集まり、治療法の研究に少しでも役に立てばいいですね。

今回の内容は#IronBoyAUというハッシュタグで共有されています。

(source Mashable)