カテゴリ:雑記

ビットのようなLED電球 NanoLight

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nanolight

Kickstarterではこれまでもモバイル端末からコントロールできるものなどいくつかのLED電球が登録されていましたが、またひとつ、これまでありそうでなかったタイプのLED電球が登場しています。

NanoLightというLED電球ですが、見た目からして通常のLED電球とは違います(最初にみたときは、なんとなくエルメスのビットを連想してしまいました)。

通常のものが電球を模して(かどうかわかりませんが)あたかも白熱電球のフィラメントの代わりにLEDを内部に配置しているのに対して、NanoLightはLEDが多角形の表面に出ています。1つのLEDの明かりを拡散させるのではなく、全方向にLEDを配置してしまえという潔い思想がうかがえます。こういうの、嫌いじゃないです。

単に奇をてらっているだけではなく、性能面でも優秀なようです。NanoLightには75W電球の代替えとなる10Wタイプと100W代替えの12Wの2つがあるのですが(12Wはさらに明るさの違う2タイプあります)、例えば10Wタイプの明るさは1200lm。寿命は約30,000時間。上位の12Wタイプでは、1600lm/1800lmとなります。一方でパナソニックのLED電球EVERLEDSの60W相当タイプは11.2Wで810lm、寿命は40,000時間です。寿命こそ敵いませんが、明るさだけなら2倍近い性能です。

口金はE26/27とのことなので、日本でも問題なく使えそうです。1個あたり$30~$45というのは最近の価格からするとやや高いかな?という気がしなくもないですが、国際送料も無料とのことです。

残念ながら出荷が7月~9月と半年先なので気長に待つ必要はあります。支援は3月8日まで受け付けています。

(source Kickstarter)