カテゴリ:雑記

家庭内のNASを新調しました

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2年前から家庭内、そして外からアクセス出来るストレージとしてPogoplugを使っていましたが、PCがスリープから回復してもPogoドライブを復帰してくれない、アクセス速度が異常に遅い、突然ファイルが消失するという問題があり、それが徐々に積み重なってストレスになってきたので、思い切って新しいNASを購入しました。

購入したのはHDL2-A4.0という4TBなIO-DATAのNAS。もともとPogoplugで使っているHDL2-S4.0の後継機です。2TBのHDDが2本入っているので、ミラーリング設定で使います。これを選んだ理由の一つが、HDL2-S4.0と中身のHDDが同じなので万が一壊れた時にそちらから抜いて使うことができるから。

Pogoplugのアクセスが遅いというのは半分はこのHDL2-S4.0のせい。なにしろreadの速度がストライピングでも25MB/sという遅さなのでミラーリングなら20MB/s程度かと思います。USB2.0での接続なので理論値は480Mbps、ようするに60MB/sなのですがUSBがボトルネックになる以前にHDDが自体が遅すぎるんですね。

今度のHDL2-A4.0はミラーリング設定でも74MB/sなので3倍以上の速度アップです。ただ、USB接続では使えなくなってしまったのでPogoplugとは組み合わせられません。まぁ、速度の問題が解決してもソフトの出来の悪さという問題があるのでPogoplugと組み合わせる気はさらさらありませんけどね。

そんなわけで新しいHDL2-A4.0は素直にNASとして使います。Pogoplugからのデータの引き継ぎは、最初Mac経由で行なっていたのですが、転送速度が0.1MB/sとか悲しい速度しかでなかったので、2台のNASをLANに繋げてHDL2-A4.0に備わっているネットワークバックアップ機能で直接コピーを実施。おおよそ20MB/sというHDL2-S4.0の理論値に近い速度でコピーをすることができました。

家庭内からのアクセスはこれで解決したのですが、問題は外からのアクセス。一応、外からアクセスもできるRemote Link2という機能もあるのですがおまけ程度の機能でUIも貧弱です。これだけはPogoplugのほうがいいですね。外からアクセスするといっても、最近は外出時に本を読み終わってしまったときに自炊した書籍データをPogoplugからダウンロードするぐらいにしか使ってはいないのですが、出来ないよりはできたほうがいい。そんなわけで、Pogoplugも引き続き稼働させて、定期的にHDL2-A4.0の内容をPogoplugにコピーすることにしました。これは標準のPogoplug Backupで実現可能です。これなら万が一片方が壊れてももう一方から回復させることができます(それぞれミラーリングもしてるけど、念のため)。

本当はこんなことを気にせず高速な回線で数TBなクラウドストレージを使えるといいのだけど。いずれそんな時代が来るとは思いますが