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ベースステーションの自動洗浄や毛髪カットブラシも 「Dreame X30 Ultra」が先行予約販売開始

ベースステーションの掃除、地味に面倒なのでいいかも

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スマート家電メーカーDreameが、最新ロボット掃除機「DreameBot X30 Ultra」の先行予約販売をMakuakeで開始しました。価格は、超々早割り(37%オフ)が14万9999円から。Makuakeでのプロジェクトは5月20日まで、Makuake分の出荷が終わり次第一般販売も開始する予定です(6月中旬頃の予定)。

各社から様々なロボット掃除機が登場しており、水拭きモップも珍しいものではなくなってきました。ステーションでの自動集塵も当たり前、水拭きモップの自動洗浄・温風乾燥を備えた機種も増えています。

そんな中で最新機種といってもなかなか差別化が難しいのではと思いますが、DreameBot X30 Ultraには他にはない特徴が幾つか備わっています。

1つは、ベースステーションの自動洗浄。モップの自動洗浄機能付きロボット掃除機を使っている人ならわかると思いますが、自動洗浄でモップは綺麗になるものの、ステーション内には汚れが溜まります。このため、定期的に掃除をしないといけないのですが、DreameBot X30 Ultraは業界初の機能として「ベースステーション自動洗浄」機能を搭載します。

ようするに、モップの洗浄と同時に、ベースステーション内に取り付けられたブラシがモップの自動洗浄部分(ウォッシュボード)も掃除をしてくれるというもの。

丸い形状のロボット掃除機の場合、壁際や家具の設置際などの水拭きが難しいのですが、Dreameのロボット掃除機では以前からこれに対応したモップエクステンド機能を搭載していました。壁際などではモップを外側に伸ばすというもので、これにより吹き残しが少なくなります。

DreameBot X30 Ultraでは、この機能をさらに改良。掃除機本体をスウィングさせることで、高さ1cmの隙間までなら、4cm奥側まで水拭きが可能です。冷蔵庫の下の隙間や背の低いソファーの下側なども(4cmの範囲までですが)水拭きできます。

そして、モップの自動着脱機能も搭載します。毛足の短いカーペットの場合、自動的にモップを持ち上げて濡らさないようにするのですが、毛足が長い場合には、一旦ベースステーションに戻ってモップを着脱。カーペットでは吸引のみを行うことができます。

このほか、別売りとはなりますが、独自の「毛髪カットブラシ」を装着可能。ローラーブラシが絡まった毛髪を自動でカットしながら吸引するので、定期的にローラーに絡まった毛髪を取り除くといった手間もありません。

Dreame、日本ではまだそれほど知名度がありませんが、国内の販売・サポートは、メルコホールディングス子会社のCFD販売が行っています。PCパーツのBUFFALOと同系列と言った方が馴染みがあるかもしれません。

▲CFD販売 三谷社長

Dreame自身、2017年に設立された若い会社ではありますが、100以上の国と地域で販売をしており、ドイツやイタリアではロボット掃除機のシェア1位、中国でも清掃製品カテゴリーで1位(ロボット掃除機で1位)を獲得するなど、急速に成長している企業です。

DreameBot X30 Ultraは、すでにロボット掃除機を所有しているなら買い替えるほどのインパクトがあるか、と言われると難しいところです。ただ、新規に購入を検討しているというのならお勧めは出来ます。

すでに他のロボット掃除機を所有していても、ローラーに絡まった髪の毛の掃除が面倒、ステーションの掃除が面倒と思っているなら検討する価値はありそうです。