カテゴリ:News

家庭の総電力消費をリアルタイムに見える化できる「Nature Remo E」は節電対策に使えるはず

導入はちょっと面倒

𝕏

※記事の内容は執筆時点のものです。記事内のリンクからアフィリエイト報酬を得ることがあります。

電気代が高くなっている昨今、毎月の請求額に震えている人もいるのではないかと思います。我が家はと言うと、2021年と比べると、2022年は毎月おおよそ1万円アップという感じです。

そんな電気代、どれだけ使っているかを確認するために、コンセントにワットチェッカーなどを使うのが一般的。

しかしながら、この方法では接続した機器の消費電力しかわかりません。そこでおすすめなのが、「Nature Remo E」を使う方法です。設置されている電力メーターがスマートメーターに置き換わっているのが条件、かつ電力会社のBルートサービスに申し込むなど、導入のハードルが若干高めではありますが、家庭内で使われている総電力量をリアルタイムに把握することが可能です。

表示するデータはスマートメーターから取得するので、リアルタイムで消費電力を把握可能。過去の使用量もグラフで確認できます。ドライヤーや電子レンジ、コーヒーメーカーなどを使うと、その部分だけグラフが突出するのが面白いです。1週間や1月単位でまとまったデータを眺めて、使用量が多い時間帯を調べることもできます。

電気料金を設定しておけば、概算の料金も把握可能。時間毎の電気料金の概算をCSVファイルでダウンロードすることもできます。

このほか、例えばエアコンを実際のリモコンで操作した場合など、スマートホームアプリ上の表記と実際の状態が異なっていることがあります。そんなときでも、リアルタイムな電気の使用量を見れば、エアコンが消えたのか電源が入ったのかがすぐに把握可能です。消費電力が小さいものだと判断が難しいですが……。

また、Nature Remoと組み合わせると、「消費電力が何Wを超えたら」という条件のトリガーを作成できます。特に操作をせずに通知を出すだけということもできるので、「消費電力が1000Wを超えたら通知を行う」という設定をしておくと、電気の使いすぎにすぐに気がつけます。これで、照明を消したり、エアコンの設定温度をいじったりというきっかけになるはず。

電気代の高騰に悩んでいる人は、一度Nature Remo Eなどを使ってみるのもいいかもしれません。