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モジュール組み立て式ノートPCのFrameworks、メインボードをオープンソース化

メインボード単体でシングルボードコンピュータとしても利用可能

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モジュール式のノートPC「Framework Laptop」が、メインボードの単体発売を開始しました。米国とカナダで販売が開始されており、英国、ドイツ、フランス、オランダ、オーストリア、アイルランドでも間もなく導入予定です。

Framework Laptopを購入後にメインボードを交換することでアップグレードが簡単に行えます。ただ、PCのメイン部分ということもあり、i5-1135G7の価格が399ドルからとそれなり。このほか、Core i7-1165G7(549ドル)、Core i7-1185G7(799ドル)がラインアップしています。

面白いことに、このメインボード、Framework Laptop」に組み込まず、単体でシングルボードコンピュータとしても利用可能。専用のケースが販売予定のほか、Githubでケースの3Dデータを含め、各部のピン配置や部品番号などが記載されたドキュメントも公開されています。将来的には、互換のあるサードパーティ製メインボードの登場も見据えて、メインボードをオープンソース化していくとのことです。

規格がオープンになれば、1社がトーンダウンしてしまうことで、急速に陳腐化していくということは避けられそうです。また、これを利用したUMPCなども期待できるかもしれません。

ともあれ、日本での早期展開も期待したいところです。

Source: Github, Frameworks