カテゴリ:クラウドファンディング

NTTの独自技術でマイクの雑音を除去。クリアな音声を相手に伝える「nwm Voice Buds」がクラファン開始

オンライン会議が多いなら便利

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NTTソノリティが、nwmブランドの新製品として「nwm Voice Buds」のクラウドファンディングをGREEN FUNDINGで開始しました。価格は6364円から。3月末から出荷の予定です。

nwmと言えば、耳をふさがない「耳スピ」のイメージしかありませんが、今回のnwm Voice Budsはマイクがメイン。通話やオンライン会議時に周囲の騒音をカットして相手に自分の声だけを届けることができるという製品です。

耳スピには、音漏れを防止するPSZ技術が使われていますが、nwm Voice BudsにはNTT独⾃のノイズリダクション技術「Magic Focus Voice」を搭載。

ビームフォーミング技術で音の出どころを認識し、話者の声(音)だけを特定。雑音を除去し音声のみを抽出する「スペクトルフィルター」利用します。このスペクトルフィルターには、長年の研究から音声の特性を熟知しているNTTのノウハウが活かされているとのことです。

なお、マイクはコントローラー部に搭載されていますが、情報120°の範囲で音を拾う指向性モードと、360°の音を拾える全指向性モードを搭載。

指向性モードのほうがノイズ除去は高めですが、音を拾える範囲が限定的なので、歩きながらや寝転びながらなど、マイクの位置が定まらない場合には声が途切れてしまうことも起こりえます。そういった場合には全指向性モードを使うとノイズ除去は若干甘くなるものの、音切れがなくなるとのことです。

マイクが主体とは言え、イヤホンにもこだわっており、9mmの高音質ドライバを搭載。音楽再生にも利用できるとしています。

マイクの音はなかなか自分では気が付かないものですが、Voice Budsを発表会で実際に体験してみた限りでは、かなり高い効果を発揮してくれます。

USB-C接続なので、PCやスマートフォンなど簡単に差し替えて利用可能。ドライバ等のインストールも必要ありません。

オンライン会議が多いものの、会社で隣の席の人の声が入るのが気になる、駅のホームでの通話、新幹線での移動中など周りの音が気になるという場合にはお勧めしたいアイテムです。