Nintendo SwitchをPC画面に出力できるGENKI ShadowCastレビュー

ようするにHDMIキャプチャカードですが、HDMI端子が出ていてUSB-C対応なのは地味に便利

昨年末にKickstarterで出資していた、「GENKI ShadowCast」が届きました。これがなにものなのか、一言で言うとHDMIのキャプチャデバイス。HDMI出力されたものをUSBに変換してPCに取り込めるというものです。

デバイス自体はUVC(USB Video Class)として認識されます。ようするに外付けカメラとして扱われるので、USBの外付けカメラが利用出来るアプリであれば、HDMIで出力された映像をカメラからの映像として表示できます。

ちなみに、GENKIがオリジナルのアプリも用意しており、それを利用することで簡単に使えます。また、ブラウザ上から「https://arcade.genkithings.com/」にアクセスすれば、アプリ不要でブラウザ内からの利用も可能です。

ということで、Nintendo Switchの映像をラップトップ(Dell XPS 13)に出力してみました。上の映像では全画面にしていますが、アプリとしてウィンドウ表示も可能です。

▲SwitchのドックにShadowCastを接続。あとはUSB-CでPCに繋ぐだけ

▲ウィンドウでも利用出来ます

アプリの設定自体、パフォーマンス優先か解像度優先かの設定程度しかないのですが、アプリの上でコナミコマンド(↑↑↓↓←→←→BA)を入力すると、解像度とフレームレートを細かく設定可能になります。対応しているのはMaxで1920×1080@30fpsあるいは1280×720@60fpsまで。HDMIからの入力自体は4Kに対応しています。

▲コナミコマンドで詳細設定が可能に

実際にプレイしてみましたが、遅延も感じず、普通にディスプレイに接続しているのと同じ感覚で遊べます。また、専用アプリ上からは、録画も可能。かなりお手軽です(下手なのは気にしないで……)。

なお、負荷に関しても、ほとんど掛かってはおらず、CPU使用率は2%未満、メモリ使用量も32MB程度でした。これなら、多少スペックが劣るPCでも問題なく利用出来るのではないかと思います。

ちなみに、HDMI出力できるならゲームに限らず利用出来ます。試しにGalaxy Z Fold 2を繋いだら、DeXが起動しました。これがなくても、USBケーブル1本でPC DeXが使えますけど。

なお、他の使い方としては、ChromecastやFire TV StickなどをPC上で使うことも可能です。

▲ウィンドウ表示でFire TV Stickを利用可能

PCを使えるなら、わざわざChromecastやFire TVを使う必要もないのですが、これらの画面を撮るのがとても簡単というのがメリットです。HDMIのオスメス変換は必要ですが、意外と需要はあるかもしれません。

ほかにもカメラがHDMI出力に対応していれば、デジカメをWEBカメラ用途で利用することも可能です。

なお、GENKI ShadowCastを使わなくても、最近では1000円以下のキャプチャデバイスも登場しています。

これらを使うのもお手軽で良さそうですが、GENKI ShadowCastのアドバンテージとしては、下記の2点。

  1. 他のキャプチャカードと違い、HDMI端子が出ているので、別途HDMIケーブルが不要
  2. インターフェースがUSB Type-C

HDMI端子については、Switchなどで使うには大きなメリットでしょう。HDMIケーブルかさばりますし。

そんなShadowCast、もうすぐ一般販売がはじまりますが、他のGENKI製品同様に国内でも販売されるのではと思います。

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