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MagSafe対応。マグネットで貼り付けるシンプルなスタンド「AluDisc」

机上をすっきりさせるにはいいけど、基本iPhoneユーザー向け

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Kickstarterで出資していた、ちょっとおしゃれな雰囲気もあるアルミ製のスマートフォン・タブレットスタンド「AluDisc」が届いたので、軽く紹介します。

AluDiscは、アルミの支柱にマグネットプレートが付いたシンプルなスタンド。

都度、ネジで調整する必要はありますが、高さは19cmから30cmまで可変します。

スマートフォンやタブレットを固定する部分はマグネットプレート。こちらは調整不要のボールベアリング仕様で、摩擦力(?)だけで保持されています。結構固めで、自重で落ちてきてしまうことはなさそう。多いのか少ないのかわかりませんが、1000回以上の回転はテストされているようです。

ちなみに、この貼り付け部分はMagSafe充電器と同サイズ。スタンドにMagSafeを貼り付けて、その上にiPhoneを取り付けるといったことも可能です。

スタンドの底面は滑り止めのゴムシートになっており、画面タップ時にずれてしまうといったこともありません。なお、これは通常サイズの「AluDisc Pro」ですが、タブレットを安定して操作できるよう、台座部分が一回り大きい「AluDisc Max」もあります。

スマートフォンやタブレットの取り付けは、マグネットを利用します。MagSafe対応のiPhoneならそのまま貼り付け可能。ちなみ、Pixel 6もそのまま取り付けられました。磁力は結構強く、ケースを装着したままでも問題はありません。

MagSafe非対応(マグネット非対応)の端末には、専用の金属リングを貼り付けて利用します。厚みは0.5mmほど。位置合わせ用の型紙が付属しており、センター位置に上手く併せられるようになっています。ちなみに、型紙はiPad mini 6にピッタリサイズでした。

iPad mimiは問題なくは付け可能。11インチでも大丈夫そうですが、12.9インチになると、土台が大きなMaxのほうがいいでしょう。

なお、こちらもカバーを着けたままでの貼り付けが可能でした。

ウォールマウントのAluDisc mini

これだけだと、ただのスタンドですが(言ったところで、ただのスタンではありますが……)、AluDiscにはいくつかのオプションが用意されています。

その一つがAluDisc mini。スタンドのスマートフォン貼り付け部分のマグネットのみを取り出したもので、背面にある両面テープで壁などに貼り付けて使います。

鏡に貼って、朝の身支度時にニュースをチェックしたり、浴室の壁に貼って動画視聴したりと使い方は様々ありそうです。

カーマウントキット AluDisc Go

もう一つがAluDisc Go。こちらはカーマウントキットです。miniと違い、Goの貼り付け部はスタンドとまったく同じもの。ボールベアリングで自由に角度を決められます。取り付けは、ダッシュボードに貼り付ける台座とエアコンの吹き出し口に差し込むタイプの2種類あります。

シンプルなスタンドを求めているのならあり

机上で使うスマートフォンやタブレットスタンドは、数多くの種類が販売されていますが、シンプルなデザインが好きという人や、机上だけでなく、キッチンや浴室、車の中など、あちこちで使いたいという人には良さそうです。

とくに机上での利用は、高さ調整をできるのがメリットに感じました。オンラインミーティングのときなど、端末を目線の高さに持ってこられます。

▲保持力は弱めですが、Galaxy Z Flip 3もケースのまま取り付けられました

ただ、一般販売時に125ドル(AluDisc Proのフルセット)となる価格がネックでしょうか。もっと安くて機能的なスタンドもあるので、その点は、デザイン重視の製品と言えるかもしれません。