Galaxy Buds Proショートレビュー。ANCが強力で手頃なイヤホン

ANCの効き具合はトップクラス。音質はそこそこといった感じ

Samsungの新完全ワイヤレスイヤホン、Galaxy Buds Proを購入してみました。米Amazonで199.99ドル。

Galaxy Budsといえば、日本でもマメ型になったGalaxy Buds Liveが出ていますが、形状的には、その前のモデルであるGalaxy Buds+に近い印象です。

▲左からGalaxy Buds Live、Galaxy Buds Pro、Galaxy Buds+

ただし、ケースの液状はGalaxy Buds Liveとまったく同じです。

▲左がGalaxy Buds Liveのケース。右はGalaxy Buds Pro

ケース自体の充電はUSB Type-C。もちろんワイヤレス充電にも対応しています。

そんなGalaxy Buds Proをあらためて見ていくと、Galaxy Buds Liveのマメ型からカナル型に変更となりした。

スピーカーも11mmウーファーと6.5mm Tweeterという2wayに変更。このための形状変更なのでしょう。

イヤピースは専用形状の様子。市販のものでも合うのがあるかもしれませんが。S、M、Lの2種類が付属しており、Mサイズが元から装着されていました。

▲イヤピースは専用形状

iOSはアプリ非対応

コンパニオンアプリはGalaxy Wearable。Galaxy端末はケースを広げて近づけるだけで認識してペアリングに進みました。

なお、Galaxy Buds LiveはiOSでGalaxy Wearableから利用可能でしたが、Galaxy Buds Proは、いまのところ利用できませんでした。ただ、アプリでのカスタマイズはできませんが、Bluetoothイヤホンとしてペアリングすることは可能です。

アプリで設定できるのは、ANCのON/OFFと外音取り込みモードの変更、外音取り込み時のレベル調整など。内容自体はGalaxy Buds Liveと同じです。

ちなみに、複数台同時接続のマルチポイントには非対応ですが、アプリの設定で「シームレス接続」を有効にしておくと、いちいち切断することなく、他のデバイスから接続が可能になります。ようするにWF-1000XM3などと同様のマルチペアリングな動作です(デフォルトで有効)。

ANCは優秀、音質はまずまず

肝心の音質ですが、2wayドライバの効果なのか、かなり良好。低音から高音までよく出ています。ただ、高音の伸びが鈍い気はします。籠もっているわけではないのですが、全体的にマイルドというか優しい感じ。管弦楽系の音楽は物足りなさを感じますが、ボーカル曲は聴きやすかったです。

個人的な印象では、音質はAirPods Pro以上、WF-1000XM3より下といったところ。

ANCの効き具合は優秀で、WF-1000XM3と同程度の効果は感じました。室内であれば、エアコン等のノイズをほぼ遮断できます。装着感も軽いので、在宅ワークのお供にも良さそうです。

360°オーディオは体験出来ず…

Galaxy Buds Proの目玉機能として、360°オーディオ機能があります。「進化したモーショントラッキングセンサーが、頭を動かす際に音の方向を正確に特定。聴覚に圧倒的な臨場感をお届けします」とのことなのですが、これを体験するにはOne UI 3.1以上が必要になる様子。いまのところGalaxy S21シリーズ向けの機能のようです。今後、既存デバイスも順次アップデートされるはずですが、試すのはもうしばらく先になりそうです。

Galaxy使いならアリ

機能自体、Galaxy以外でも利用できますが、360°オーディオはGalaxy専用の機能となる様子。約2万円で音質もそこそこ、ANCも強力なイヤホンとしては魅力がありますが、似たようなイヤホンは他にも多く、あえて選ぶ理由としては乏しい感じです。

とはいえ、シームレスに接続を切替えられるマルチペアリング機能は非常に便利。同価格帯のイヤホンでは対応している機種は少ないので、その点だけはアドバンテージになるでしょう。

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