Fitbit Charge 5レビュー。デザインは新しいけど、機能的な進化は少ない印象

Suica対応をどう考えるかで、評価が分かれそう

9月28日に販売開始されたFitbitの最新トラッカー、「Fitbit Charge 5」を購入してみました。本当はGoogleストアで購入しようと思っていたのですが、いまだに販売が開始されないので今回はビックカメラで購入です。

やわらかいデザインになったCharge 5

Charge 4の角ばったデザインから、ちょっとLuxeっぽい丸みを帯びたデザインになり、だいぶ柔らかい印象になりました。ディスプレイは1.04インチ。明るさがCharge 4の2倍になり、太陽光下でも見やすくなったとのこと。解像度の情報はありませんが、結構精細で、文字も読みやすいです。

なお、この手のトラッカーでは、メールなどの通知は来るものの、確認できるのは件名のみということが多いですが、Charge 5ではちゃんとメール本文も確認できます。

背面の心拍センサーでは、心拍数の常時計測のほか、血中酸素ウェルネス(SpO2)にも対応。上位モデルのスマートウォッチFitbit Senseと同じく皮膚電気活動センサー(EDA)を搭載しており、詳細なストレスマネジメントも行えます。このほか、睡眠時の皮膚温度の変化も計測可能です。

EDAでストレス計測するには、両サイドをつまむようにして3分間じっとしている必要があります。正直、これははちょっとしんどい。たぶん、日常的に使うことはないでしょう。

バッテリー持ちは、公称で7日間。実際、それくらいは持ちそうですが、これは利用時以外はディスプレイが消灯するデフォルト設定の場合。手首を返せば表示されるとはいえ、運動中などにぱっと見たいときもあります。そういった場合のため、常時表示(スリープ時には若干暗くなります)にもできますが、バッテリー持ちはすこぶる悪くなります。半日で20%以上減ったので、おそらく2日間程度になるのでしょう。

ちなみに充電は専用の充電台を利用。USB-Aケーブル一体なので、断線等には気を付けたいところです。

なお、Charge 5は「今日のエナジー」という新機能に対応します。これは、エクササイズや心拍変動、睡眠から得られたデータに基づいて、ワークアウトを行うか、回復に努めるべきかを知らせてくれるというもの。月額640円のPremium限定機能ですが、いまのところ利用は出来ず、後日提供予定となっています。また、Charge 5以外でも利用は可能になると考えられます。

Suicaに対応しており、簡単に支払いが可能なのは大きなメリット。なお、スマートフォンで利用している既存のSuicaは利用できず、Fitbit用に別で発行が必要です。ちなみに、Suica以外にもSony Bank WALLETとPayPay銀行のVISAデビットカードによるNFCコンタクトレス決済が利用できます。

全体的にCharge 4の上位互換ではありますが、Charge 4にはあったSpotify対応がCharge 5では省かれています。もともとストレージを搭載しておらず、スマートフォンの音楽再生をコントールするだけの機能ではありましたが、Charge 5ではそれすらできなくなったのは残念です。

アプリの表示は優秀も、Google Fitとは連携しない

スマートフォンアプリ側での睡眠ログの表示は、かなり詳細。有料のPremiumの機能ではありますが、Charge 5の購入で6か月は無料で利用できます。

ただし、Google傘下になったにも関わらず、相変わらずGoogle Fitとの連携はしてくれません。そのうち対応はするのだと思いますが、かなりがっかり。現状ではFitToFitHealth Syncなどのアプリを使って同期を行う必要があります。

Fitbit好きなら購入はあり

初めてフィットネストラッカーを購入する場合や、Fitbit製品のファンだという場合には購入はありだと思います。ただ、機能面だけを見れば、Charge 4からの買い替えは必要ないかもしれません。

それ以外の場合、正直なところ2万円以上だして購入するメリットがあるかと言われると、悩むところです。真価を発揮するには月額640円のPremiumに加入する必要があることも合わせると、現状では割高な印象は拭えません。

睡眠や各種アクティビティの計測などは、6000円で購入できるMi Band 6でも、そん色ありません。メールの本文が見れないというのが不便といえば不便ですが、それとSuica対応をどう評価するかで、Charge 5を購入するかどうかが決まりそうです。

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