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E-InkディスプレイにQWERTYキーボード搭載スマホ「Minimal」、クラファンを開始

使いどころは難しそう

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E-InkディスプレイにQWERTYキーボードを搭載したAndroidスマートフォン「Minimal」がIndiegogoでクラウドファンディングを開始しました。現在の価格は325ドルから。8月に出荷の予定となっています。

手掛けるのは、米スタートアップのThe Minimal Company。おそらく設立されたばかりの会社だと思いますが、「デザイン、エンジニアリング、技術起業の分野で合わせて60年以上の経験を持つ」とのこと。「60 combined years」という書き方なので、各分野の経験年数1年の人が60人集まった可能性がなくもないと思うのですが、そこは少数の中堅技術者が集まったのだと期待したいところです。

仕様としては、3.5インチのE-Inkディスプレイ(300ppi)にSoCとしてMediaTek MT6769を搭載。アイリスオーヤマのタブレットLUCAが同じSoCを搭載していたと思います。RAMは4GB、ストレージ128GB。フロント8MP、リア16MPのカメラも搭載しています。

本体サイズは幅72.22×高さ120.59×厚さ10mm。バッテリー容量は4000mAhでワイヤレス充電にも対応するとのことです。

「使い物になるのか、これ」というのが正直な感想ではありますが、Minimalという名前の通りに、ある意味デジタルデトックスを意識した端末です。

FAQによると、「Minimal はシンプルさと効率性に重点を置き、気が散るのを最小限に抑えるように設計されたユーザー エクスペリエンスを提供します。e-ink ディスプレイは目とバッテリーに優しく、物理キーボードはより意図的な使用をサポートします。」とのことです。

クラウドファンディングには、需要があるのかを確認するという意味もあるようです。