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AndroidでもiPhoneでも使えるBuffaloのアクティブスタイラスペンはメモ書きが捗りそうな優れものでした

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なにやらiPad Proで使えるApple Pencilがすごいらしいのですが、普段Androidな私には縁がない話。だったらAndroidでも使えるスタイラスペンを使えばいいじゃないということで、最近発売されたBuffaloのアクティブスタイラスペンを購入してみました。

スマートフォンやタブレットで使われている静電容量方式のタッチパネルはある程度接地面積がないと反応してくれないので、ペン先が太かったりディスクが付いていたりするものが多いですが、このスタイラスは電池を内蔵して自分で静電気を発生させるアクティブタイプのスタイラスです(アクティブでない普通のスタイラスはパッシブ方式)。

電池は単4

電池は単4

単4電池1本で約12時間利用可能だそうです。アクティブタイプのものには、USBで充電できるものもありますが、どっちがいいのか難しいところですね。

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同封物は本体のほか、替えのペン先4つと電池、専用ケース。

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専用ケースはかなりおまけ感が強いです。きっと使わない。

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ノック式ボールペンのようにおしりのボタンを押すと電源が入り、首先のLEDが光ります。自動でOFFになったりはしないので消し忘れに注意が必要です。

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ペン自体は普通のボールペンとそん色ないサイズです。ちなみに上からASUSのZ Stylus、Surface Pen、Buffaloのアクティブスタイラスペン、Jetstreamの4in1。

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正直もっと硬いペン先をイメージしていたのですがかなり柔らかいです。ペン先がつぶれて柔らかくなった細めのマジックという感じ。Amazonのレビューで「ボールペンで書いているみたい」というのがありましたが、絶対そんなことはないと思います。もっともこの柔らかさのおかげで筆記音というか、タッチパネルに当たったときの音は皆無だし、画面上でもツルツル滑ることがなく適度に摩擦があるので、あとは好みの問題でしょう。

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肝心の使用感は、割と普通。絶賛するほどでもないけど決してダメなわけじゃないという感じのなんとも微妙なラインです。ただ、使用する端末によって印象が大きく異なります。

上記はZenPad S 8.0で使用した様子。追従性には若干遅れがありますが許容範囲といったところ。ただ、描画が追いついていないのか、ちょっとカクカクとした感じになります。指で書くとスムーズなので、このペンとの相性なのでしょう。もちろんZ Stylusで書く時もまったく問題はありません。

他にも試した範囲ではガラスシートを貼ったGalaxy S6ではなんの問題もなく軽いタッチで反応し、同じくガラスシートをはったHuawei P8Maxではちょっと力を入れないと(強めに押し付けないと)反応しません。硬質プラスチックのシートを貼ったiPhone 6でも同じように強めに押し付ける必要がありました。

細かい文字を書くには厳しいですが、多少大きめに走り書きやメモをしたりする分には問題なさそうというか、それなりに便利に使えそうです。またアプリによっては拡大縮小ができますが(例えばGoogleのKeepも拡大が可能)、その状態で書き込めば表示したときには小さな文字で表示されるので、そういう使い方もありですね。

これ1本でAndroidでもiPhone、iPadでも利用できるので複数端末使いの人は1本持っていると便利かもしれません。

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ちなみに、このスタイラス、オウルテックから出ているもののOEMのようです。

物は全く同じようなので、どちらか安いほうを購入すればOKですね。