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Amazfitからランニング特化のスマートウォッチ「Cheetah」シリーズ、7月25日に発売

オフラインマップを利用可能

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Zepp Healthは同社のスマートウォッチブランド「Amazfit」から、初となるランナー向けのスマートウォッチ「Amazfit Cheetah(チーター)」と「Amazfit Cheetah Pro(チータープロ)」を7月25日に発売すると発表しました。価格はAmazfit Cheetahが4万9900円、Amazfit Cheetah Proは5万9900円。なお、Amazfit Cheetahは家電量販店やECサイトでも販売されますが、Amazfit Cheetah Proは公式オンラインストアでのみの取り扱いとなります。

Amazfit製品ではこれまでも、ランニングのコース記録やタイムの計測など、ランナー向けとも言える機能を備えたものがありましたが、Cheetahシリーズは、これまで以上にランナー向けに特化。その部分では、6月に発売されたハイエンドモデルのAmazfit FalconやT-Rex Ultraと同等の機能を備えています。

具体的なランナー向け仕様としては、Amazfit GTR 4 & GTS 4シリーズから導入された業界初のデュアルバンド円偏波GPSアンテナ技術「MaxTrack GPS Technology(マックストラックジーピーエステクノロジー)」を採用。これまでMaxTrackという名称はありませんでしたが、あたらしく追加されたようです。

測位システムとしては、GPS、GLONASS、GALILEO、QZSS、Baidou、NAVICに対応。高層ビルや高い木のある公園など、衛星信号を受信しにくい環境でも、既存モデルより高い精度で位置情報を追跡できるとしています。

また、Cheetahシリーズはオフラインマップに対応しており、あらかじめマップをダウンロードしておくことで、スマートフォンと接続しなくてもランニング中にコースの確認などを行えます。

このほか、Cheetahシリーズ向けにZepp Coachがアップデート。Zepp Coach 2.0となり、AIがユーザーの目標にあわせて個別のランニングプランを作成します。

実際にしばらく利用していたというミラソル・デポルテの今氏によると、目標を設定し、いくつかの質問に答えると休息日も含めたトレーニングスケジュールを作成してくれたとのこと。ひたすらトレーニングを促すようなものではなく、休息日に走ろうとすると休息日だが本当にいいのかと確認されるなど、オーバートレーニングの予防も考えられえているようです。

最後に、「Amazfit Cheetah」と「Amazfit Cheetah Pro」の違いですが、Cheetah Proはディスプレイが1.45インチで、無印の1.39インチより一回り大きめ。また、ディスプレイもゴリラガラス3となっています。このほか、ベゼルがチタン製になっており、堅牢性がアップしています。

Cheetah Proのみスピーカーを搭載しており、スマートウォッチでの通話(Bluetooth経由)に対応。どちらもAlexaに対応していますが、無印のほうはスピーカーがないのでAlexaからの応答は音声で確認できません。

このほか、Cheetah ProはWiFiに対応、無印は非対応というのも大きな違いになっています。

バッテリー持ちはどちらも標準的な使用で14日間、GPSの高精細モードで26時間。

正直なところ、1万円の価格差なのであれば、スピーカーを搭載しておりWiFi対応のCheetah Proのほうを選びたいところです。とはいえ、これらが不要で少しでも安くということなら、無印もありでしょう。