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AIカメラドローン「HOVERAir X1」クラファン開始、99gの日本限定モデル

都内で飛ばすのは難しそう

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2.7K/30fpsでの撮影が可能なカメラドローン「HOVERAir X1 Smart」の国内先行予約販売がMakuakeで開始されました。価格は5万9980円からで、5月末までに出荷の予定となっています。

HOVERAir X1は、AI搭載で常に自分に追従して撮影してくれるという便利な機能を搭載しているのが特徴。

自身で操作をしなくてもよく、自転車やランニングなどで追従して撮影してくれたり、自分を中心に360度方向から撮影してくれたりといったことが可能です。

2022年に海外で発売されており、大きな話題となっていました。

ただし、オリジナルのHOVERAir X1は重さが125gあり、日本国内で利用するにはドローンを登録し、リモートでIDを確認できる機能が必要です。このため、日本では気軽に使えなかったのですが、今回のHOVERAir X1 Smartは、日本限定モデルとして重さが99gになり、機体登録等が不要になっています。

軽量化のため、折りたたみ機能などがオミットされているのですが、本体サイズはやや小型になり、そのままでも収納しやすくなっています。

電源はバッテリー式で、1個のバッテリー(690mAh)で最大10分間の飛行が可能。複数のバッテリーを用意すれば10分毎の交換が必要とは言え、長時間の撮影も行えます。

注意点としては、機体登録などは不要なものの、ドローンの飛行禁止エリアの制限は受けます。空港周辺や人口集中地区などで飛ばすためには、事前の飛行申請が必要です。

人口集中地区かどうかは、地理院地図で確認できますが、東京23区はほぼ全域が人口集中地区。また広々とした都立公園もドローンの飛行を禁止しています。このため、皇居の周りを走る自分の姿を撮影したりはできません。

ちなみに、人口集中地区ではない高尾山あたりならいけるのでは、と軽く調べたところ、明確に禁止ではないものの使用を控えるようお願いしているとのこと。都内での屋外利用はかなり難しそうです。

人工集中地区ではない郊外などで利用するか、屋内イベントなどで許可を取ったうえで撮影するのがいいかもしれません。