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2020年上半期のスマートウォッチ売上、グローバルで20%増

Wear OS、あいかわらずパッとしませんね

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スマートウォッチ

市場調査会社のカウンターポイントが、2020年上半期のスマートウォッチ出荷台数に関する調査結果を発表しました。それによると、コロナ禍によりスマートフォンなどの出荷が落ち込む中で、スマートウォッチの出荷台数は前年同期と同水準を維持。売り上げについては20%増加しているとのことです。

もちろん、国によっては出荷が減少したところもあるようですが、インドでは前年同期比で+57%増、欧州で+9%、米国で+5%と、コロナの影響が大きかった地域でスマートウォッチの伸びが大きかったようです。

 ▲スマートウォッチグローバル市場出荷額シェア  2019年上半期 vs 2020年上半期

おそらくは、あまり外に出られないために、健康維持の目的で、自宅あるいはランニングなどのお供にスマートウォッチ需要が高まったということなのでしょう。

Appleが強いのは相変わらずですが、GarminとHUAWEIも大きな伸びを示しています。Garminは北米市場で強く、HUAWEIは中国とアジアで売り上げを伸ばしているとのこと。

なお、グローバス市場での出荷台数ベースで人気なのは下記の機種となっています。

Imoo Z3 4Gは、Waer 2100を搭載する子供向けスマートウォッチ。発売は2018年くらいだった気がしますが、中国やインドなどの市場では人気が高いようです。

コロナによる外出自粛の流れから、フィットネス重視の傾向は続くと考えられ、下半期でもスマートウォッチの需要は高まりそうです。上位にまったく食い込めていないWear OSの巻き返しがあるのかも含め、今後の動向を注視したいところです。

source: PR Times