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2つのOneNoteが1つに統合。Microsoft 365版OneNoteがMicrosoft Storeで配信開始

OneNote for Windows 10 は2025年にサポート終了

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Microsoftは10月26日(現地時間)、Microsoft 365版の「OneNote」をMicrosoft Storeで公開しました。これにともない、従来Microsoft Storeで配信されていた「OneNote for Windows 10」のダウンロードは廃止されています。

OneNoteにはこれまで、Microsoft 365(旧Office 365)ファミリーで無償提供されていた「OneNote」と、Microsoft Storeで提供されていた「OneNote for Windows 10」の2種類が存在していました。以前には「OneNote for Windows 10」に統一するという話もありましたが、2021年にそれを撤回し、反対にMicrosoft 365版の「OneNote」に統合するということになっていました。

今回のMicrosoft Storeでの配信は、統合に向けた最終ステップで、OneNote for Windows 10には今後アップデートは配信されず、2025年10月にサポートを終了するとしています。

ちなみに、2つのOneNoteの見分け方は、アプリ上に「ファイル」メニューがあるかどうかで確認できるとのこと。メニューがある場合にはMicrosoft 365版のOneNoteだということです。また、Microsoft 365版OneNoteをインストール済みでも、Microsoft Storeで配布されているOneNoteにインストールボタンが表示されるのは不具合だそうです。

ともあれ、スタートメニューにOneNoteが2つ並び、どっちがどっちだったかわからない……という状況はなくなっていきそうです。

Source: Microsoft