米Amazon、標準仕様に準拠していないUSB-Cケーブル、アダプタの出品を禁止

2016.3.30
USB-C

Googleの中の人 Benson Leungさんが積極的にレビューを行い、仕様に準拠していない危険なケーブルがあることを訴えていたUSB Tyep Cなケーブルですが、米Amazonが出品規約を変更し、標準仕様ではないケーブルの出品を禁止としました。

仕様に準拠しないケーブル

USB-Cケーブルはまだ仕様が決まってから間もなく、そして従来のmicroUSBなどとの互換の問題もあり、標準仕様に準拠しておらずとりあえずプラグだけUSB-Cになってますというケーブルも多くあります。それらのケーブルを急速充電に対応したUSB-Cの端末で利用すると給電側や端末に障害が発生する危険があるということで、Bensonさんが自らレビューを行い警告を発していました。

その過程では粗悪なケーブルにより、忠告していた通りに自らのChromebookが壊れるということもありました。

粗悪なUSB-CケーブルによりChromebook PixelのUSBポートが破損

また、OnePlusも自社のケーブルとアダプタが仕様に準拠していなかったということで返金対応を行っています。

OnePlus、自社のUSB-Cケーブル、アダプタが規格に準拠してないことを認め、払い戻しを開始

米Amazonで出品を禁止

米Amazonの出品禁止リスト

米Amazonの出品禁止リスト

Bensonさんのある意味草の根的な活動を受けてかどうかはわかりませんが、米Amazonが出品を禁止するリストの最後に、「Any USB-C™ (or USB Type-C™) cable or adapter product that is not compliant with standard specifications issued by “USB Implementers Forum Inc.”」という一文を追加しました。

つまり、「USB Implementers Forumが発行する標準仕様に準拠しないUSB-Cケーブルやアダプタ」の出品禁止です。これを受けて、Bensonさんに仕様に準拠していないとされていたケーブルやアダプタは軒並みAmazonから姿を消しています。

USB-CでもUSB 2.0なケーブルはある

そんなAmazonを覗いてみると、幾つかUSB-CだけどUSB 2.0仕様というケーブルもあります。「USB-Cは3.1(3.0)のはずだからこれらのケーブルは仕様に準拠していないのでは?」っと思ってしまうかもしれませんが、実はUSB-CはUSB 2.0もUSB 3.1(2.0)も対応しているため、USB 2.0なUSB-Cケーブルがあっても不思議ではありません。私も数か月前まで知らなかったのですけどね。

抵抗値が仕様と異なる

USB-C

問題となっているのは、流れる電流を決める抵抗値です。USB-Cでは最大3Aの電流を流すことができますが、急速充電に非対応だったり、USB 2.0の仕様で使う場合には内部抵抗を変更して最大でも1.5Aまでしか流れないようにする必要があります。にも拘わらず、そのまま3A仕様の抵抗値になっているものがあり、これを「急速充電非対応の電源アダプタ+急速充電に対応した端末」という組み合わせで使うと電源アダプタや端末側のUSBポートが破損する危険があるということです。

Googleの中の人がUSB-Cの仕様を解説

日本のAmazonでは特に制限なし

ところで日本のAmazonではどうなっているのかと調べてみたら、特に制限は掛かっていないようです。一応禁止商品のリストはあるのですが、USB関連については載っていませんでした。いずれ米Amazonを追従するのでしょうか?

参考

(via google+)
(source Amazon)

タグ: , ,

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

au版Galaxy S8の実機画像が流出 日本では3色展開で発売?

昨夜発表されたSamsungの最新フラッグシップGalaxy S8/S8+。日本語サイトも公開され、今回docomo、auから発売されるのはほぼ確定だろうと思います。 そんな中、早速au版Galaxy

綾瀬はるかが「おつかれさま!」と労ってくれる、ジャイアントコーンのVR体験イベントが開催中【PR】

綾瀬はるかさんが出演しているCMでおなじみのグリコのアイス、ジャイアントコーンがVRコンテンツを作成し、その体験を行うということで早速参加してきて来ました。 ジャイアントコーン「おつかれさまです!」V

moto X(2017)とされる実機画像が流出 デュアルカメラを搭載か?

motorolaの未発表モデル、moto X(2017)とされる画像がGoogle+で公開されています。 moto Xといえば、現行のmoto Zが発売されるまでのフラッグシップシリーズ。Fastbo

Androidの父、開発中のベゼルレスな新端末をチラ見せ

Androidの産みの親、Andy Rubin氏が、自身が立ち上げた新会社Essentialで開発している端末をTwitterでチラ見せしています。 I'm really excited ab

ついつい時間を忘れてしまいそう。手持無沙汰を解消するHand Spinnerを購入。

以前から気になっていたHand Spinnerを購入してみました。 今回は珍しくGeekBuyingで購入したのですが、あとから調べたら日本のAmazonでも売っていました。もっとも日本だと2000円

スマホの画面をテレビに出力できるMiracast(ミラキャスト)の使い方

スマホの画面をテレビに出力できるMiracast(ミラキャスト)の使い方

名前だけは聞いたことはあるものの、使っている、活用しているという話をあまり聞かないMiracast(ミラキャスト)、どんなものかと思って実際に使ってみました。 ...

HUAWEI nova liteのコスパは異常 同価格帯の端末では競合がいない

HUAWEI nova liteのコスパは異常 同価格帯の端末では競合がいない

HUAWEIが若者向けのシリーズとしてあらたに投入したのnova、その下位モデルという位置づけのnova liteを購入してみました。 nova liteは公式ショップや量販店では販売しておらず、...

ついつい時間を忘れてしまいそう。手持無沙汰を解消するHand Spinnerを購入。

ついつい時間を忘れてしまいそう。手持無沙汰を解消するHand Spinnerを購入。

以前から気になっていたHand Spinnerを購入してみました。 今回は珍しくGeekBuyingで購入したのですが、あとから調べたら日本のAmazonでも売っていました。もっとも日本だと20...

HUAWEI P9よりもおススメ! honor 8の詳細レビュー

HUAWEI P9よりもおススメ! honor 8の詳細レビュー

上位機種のHUAWEI P9と同等のスペックを持つhonor 8の詳細レビュー。HUAWEI P9やASUS ZenFone 3と比較しながら紹介します。...

HUAWEI P10 lite発表 スペックはnova liteよりもやや上で価格は約3万5000円

HUAWEI P10 lite発表 スペックはnova liteよりもやや上で価格は約3万5000円

HUAWEIがMWCで発表したフラッグシップ、P10/P10 Plusに続き、廉価版となるP10 liteを発表しました(ただし、HUAWEIのサイト上では確認できず、画像やスペックはGSMAre...

MENU

back to top