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Xiaomi 12T Proの120W充電はどれくらい神ジューデンなのか試してみた

これだけ充電が速いと「充電忘れてた!」というトラブルは回避できそう

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Xiaomiは12月に発売した、国内フラッグシップのXiaomi 12T Pro。5000mAhのバッテリーを搭載しつつ、付属の120W充電器を利用すると19分で満充電(2%~100%)にできるということで、SoftBankからは、「神ジューデン」として売り出されています。

そんな神ジューデンは、実際のところどれくらい速いのかを簡単に確認しみました。

Xiaomi 12T Proの充電設定には、「充電速度のブースト」という項目があります。これをオンにしておくと、MIUIがデバイスの安全性を考慮しながら、充電速度を優先するとのこと。具体的に何をしているのかはよくわかりませんが、全体のパフォーマンスを落として、その分を充電制御に割り振っている感じなのでしょう。

このため、ブーストあり・なしの2パターンで計測してみました。

結果としては、ブーストありが23分、ブーストなしが22分で2%から100%まで充電ができました。計測にはBattery Mixを利用。ログが1分毎になので誤差はあると思います。

あり・なしでほとんど差はありませんでしたが、ブーストありほうのが立ち上がりは速く、2分で20%ほど充電できます。出がけにスマートフォンの充電が切れているのに気が付いたとしても、身支度をしている時間の充電で、職場に着くまでは十分使えそうです。

なお、「充電速度のブースト」を行うと発熱が大きくなるとのことですが、今回の結果では、ブーストありがピークで47.1℃、ブーストなしで45.4℃とあまり差はありませんでした。どちらも60%前後(10分経過あたり)がピークとなっています(室温おおよそ24℃の環境)。

本当は何回かデータを取ったほうがいいのでしょうが、バッテリーを使い切るのが大変なのでそれぞれ1回の試行のみ。ちなみに、バッテリー持ちに関しては、YouTubeの連続再生(輝度最大)で16時間11分でした。

120W充電は同梱の充電器を利用した場合のみとなりますが、十分に1日持つと思うので、自宅に置いておけば問題はないでしょう。

充電器に特に記載はありませんが、テスターの表示を信じるのであれば、PD65Wに対応しているようです。元がUSB-AなのにPD対応はありなのだろうかという気はするのですが、そもそもの120W充電を含め、付属のUSB-A to Cケーブル込みで考える必要があるのかもしれません。