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虹彩認証を利用する暗号通貨「Worldcoin」リリース

今後の展開が気になる

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話題のAIサービスChatGPTの親会社、OpenAIのCEOであるサム・アルトマン氏らが、暗号通貨サービス「Worldcoin」を正式ローンチしました。

また暗号通貨か……という気がしなくもないですが、Worldcoinはこれまでのものとはちょっと趣が異なります。

分散型オープンプロトコルのWorldcoinは、プライバシーを保護するデジタルIDの「World ID」と人間だけが受け取れるデジタル通貨「Wordlcoin token(WLD)」で構成されます。この「人間だけが受け取れる」というのがWorldcoinのポイントとなっています。

AIやBotなどを排除し、実在する人間だということを確認するために、Worldcoinでは登録時に虹彩認証を利用します。Orbという球体の機器を利用するのですが、登録時にはOrbがある場所に出向く必要があります。日本でも東京の数カ所で登録を行っており(予約制)、今夏には世界35以上の都市で1500個のOrbが利用可能になる予定とのことです。

リリース文では、「成功すれば、ワールドコインは経済的な機会を飛躍的に拡大し、プライバシーを守りながらオンライン上で人間とAIを区別するための信頼できるソリューションを拡大し、グローバルな民主的プロセスを可能にし、最終的にはAIが資金を提供するUBI(ユニバーサル・ベーシックインカム)への潜在的な道を示すことができると信じている」としています。

ただ、「世界規模での連携への試みであり、その道のりは困難であり、結果は不確実である」とも述べています。その上で、「来るべき技術的繁栄を広く共有する新しい方法を見つけることは、現代の重要な課題である。私たちに参加してほしい」とWorldcoinへの参加を呼びかけています。

暗号通貨の部分は抜きにしても、虹彩認証を利用するWord IDは、実在する人物であることを証明しやすいので、様々なサービスで利用できる一意なIDとしての可能性も秘めている気がします。問題は、初回登録時にOrbのある場所に出向かなければいけないことでしょうか。

Source: Worldcoin