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Unihertz、スリムになったキーボード端末「Titan Slim」のクラウドファンディングを開始

早割は速攻で終了した様子

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Unihertzのキーボード付きスマートフォン「Titan Slim」が、Kickstarterでクラウドファンディングを開始しました。すでにSuper Early Bird、Early Bird、Kickstarter Specialは受付終了しており、現在の出資額は25%オフの249ドルから。

Titan Slimは、UnihertzのQWERTY端末「Titan」シリーズの3代目。これまでのごっつい印象から一転し、BlackBerry Key2によく似た細身の端末となりました。とはいえ、サイズは146.85 x 67.6 x 12.75mmとやや厚め。また重さも204gとスマートフォンとしては重量級です。

ディスプレイは4.2インチ(1280 x 768)、SoCはMediaTek Helio P70(2.1GHz オクタコア)でRAM6GB、ストレージ256GBのミドルクラス端末です。

キーボード上部に指紋センサを搭載するほか、顔認証にも対応。Unihertz端末(というか中国メーカー端末)ではお馴染みの赤外線ポートも備えます。

背面カメラは48MPのシングル仕様。フロントカメラは8MP。

Androidは11を搭載。NFCには対応しますが、残念ながらFeliCaは非搭載です。通信回りはBluetooth 4.1にWiFiは802.11 a/b/g/n/ac。4G LTE端末で5Gには非対応です。

QWERTYキーボードで入力するよりもフリック入力の方が速いという人も増えていると思うので、キーボード端末は実用品というよりマニア向けという意味合いが強いです。その上で、すでに絶滅危惧種のキーボード端末を定期的に出し続けてくれるのはありがたいところ。それを考えれば、端末が分厚く重いだの、キーボード上に余計なスペースがあるだの、FeliCa非搭載だのといったことは取るに足らない問題かもしれません。

そんなTitan Slimはうまく行けば9月には出荷の予定です。