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スマートスピーカーを好きな名前で呼べるハックデバイス「Project Alias」。盗聴防止機能も

浸食されている見た目がいい感じ

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大分身近な存在になってきたスマートスピーカー。「OK Google」や「Alexa」などのホットワードを、自分の好きなように変えられたらと思ったことがある人も多いのではないかと思います。

そんな思いを実現できる、 Raspberry Pi3 Model A+と拡張モジュールのReSpeaker 2-Mics Pi HATを使用した、 オープンソースなハードウェア「Project Alias」が公開されました。Google HomeとEchoで利用できるものですが、スマートスピーカーを改造するのではなく、その上に被せて使います。

小さなスピーカーを2つ内蔵し、カスタマイズされたホットワード(ウェイクワード)を受け取ると、これ自身が「OK Google」などのもともとのホットワードを出力してスマートスピーカーを起動します。

また、スマートスピーカーによる盗聴を防止するため、常時、ホワイトノイズを発生し、スマートスピーカーのマイクを封じます。このため、装着状態で「OK Google」などと言っても反応はしなくなります。

なかなか面白いアイデアではありますが、マイクの上に被せるという構造上、聞き取り感度は落ちてしまうようです。

菌類に冒されたような見た目になるカバーも3Dプリンタで出力可能。動作に必要なプログラムもGitHubで公開されています。

制作自体は比較的簡単なようなので、自分のスマートピーカーを好きな名前で呼びたい、盗聴のリスクを回避したいという人はチャレンジしてみてもいいかもしれません。

(via Android Police)
(source Project Alias)