QWERTYキーボード搭載のAndroid端末、Gemini PDAファーストインプレッション

日本語キーボードは入力にやや難あり

indiegogoで出資していたクラムシェル型Android端末、Gemini PDAが到着しました。当初、2017年12月に出荷予定でしが、少し遅れて2月の出荷となりました。

現代版 Psion Series 5、「Gemini PDA」

Gemini PDAは2017年に2月からクラウドファンディングIndiegogoでキャンペーンが行われていたデバイス。

Gemini PDAを開発しているのは英国のPlanet Computers。Geminiを開発するために作られたベンチャーですが、ハードウェアデザインは「Psion Series 5」をデザインした Martin Riddiford氏が担当。ソフトは米国大手キャリアのT-Mobileなどにアプリケーションやクラウドサービスを提供しているPrivate Planetが担当。ベンチャーといいつつ、実態は20年選手の集まりです。

スペック

Gemini PDAの主なスペックは下記の通り。

仕様Gemini PDA WiFi+4G
ディスプレイ5.99インチ
解像度2160×1080 18:9
SoCMediaTek MT6797T Helio X25 (2次ロットからHelio X27に変更になるとのこと)
RAM4GB
ストレージ64GB + microSD
フロントカメラ5MP
リアカメラ非搭載
バッテリ4220mAh
WiFi802.11 a/b/g/n/ac
Bluetooth4.0
NFC非搭載
LTE1/2/3/4/5/7/12/17/20/41
インターフェースUSB Type-C x2、3.5mmジャック、microSD

リアカメラは非搭載ですが、オプションで背面に装着するカメラユニットも準備中です。

外観

畳んだ状態だと、6インチ~6.5インチ程度のスマートフォンとほぼ同等な感じ。

Galaxy Note8と並べると厚みは違いますがサイズはほぼ同じです。

向かって左側に充電用のUSB Type-Cとマイク、オーディオジャック。

右側にもUSB Type-Cがありますが、こちらでは充電はできません。代わりにHDMI出力が可能です。となりにあるスイッチは電源ではなくスマートボタン。押すとGoogleアシスタントが起動します。

今回は日本語キーボードを選んでみましたが、ちょっと失敗だったかも……。理由は後述。

背面(背表紙部分)にはGEMINIの文字が。

▲開くと見えなくなっちゃいますけど

ディスプレイを開くと、背面の一部がせり出し、スタンドになります。なお、角度はこの位置固定で、途中で止めたりはできません。

▲縁にはゴムシートが貼ってあります

SIMスロットやmicroSDスロットは、ディスプレイ背面のカバー内にあります。

▲開けるためには、こんな板状のツールを使います

▲隙間に差し込み、てこの原理でカバーをべりべりと剥がします

▲開きました。この方法、いつか壊しそうな気がする……

SIMの横に見慣れぬコネクタがありますが、これはオプションのカメラ用コネクタです。

クリック感は良好、日本語入力にやや難あり

キーボードはこの手のモバイルデバイスにしてはかなり打ちやすく感じます。各キーが独立しており、かつ、しっかりしたクリック感、底付き感もあります。

両手で持って親指でポチポチ……は横幅的にやや厳しいですが、慣れれば机に置いてのタッチタイピングもできそうです。

ただ、Fnキーを組み合わせないものは問題なく入力できるのですが、Fnキーとの組み合わせが刻印通りに入力できません。完全に日本語キーボードの問題で、US配列ならば問題ないはずです。

単純にGeminiのキーボードが日本語配列に対応していないためなので、そのうちアップデートで対応するのではないかと思います。

追記:Geminiキーボードがアップデートし、ほぼ刻印どおりに打てるようになっています。

キーボードデバイスと比較

せっかくなので似たようなクラムシェルデバイスと並べてみます。

まずはGPD Pocket。

流石に一回りサイズが違いますが、キーボード自体はGeminiのほうが打ちやすいかも。

そしてメガネケースことIS01。

OSはAndroid 7.1

Gemini PDAの中身は割と素直なAndroid 7.1.1となります。

▲セキュリティパッチは2017年11月

▲ホーム画面もシンプル

▲画面分割も使えます

特徴的なところでは、App Barというランチャーの存在。キーボードのプラネットキー(Altキー)を押すと画面下からランチャーがあらわれます。ただのアプリランチャーではありますが、キーボードから操作が出来るのはそれなりに便利です。

もう一つが、LEDisonというアプリ。

Gemini PDAの背面にはマルチカラーのLEDが5つあり、この光り方を設定できるアプリです。

▲KITという光り方。赤のLEDが左右に動くだけ。つまりあのキットです。

おそらくは閉じた状態での各種通知設定のためだと思うのですが、肝心の設定方法がよくわかりません。なので今のところはただ眺めているだけです。

ベンチマーク

ベンチマーク結果は下記。

機種名RAMAnTuTuGeekBench
シングル
GeekBench
マルチ
3DMark
(SSE)
Gemini PDA4GB8733610204848999

スコア的には、Helio X20と同等という感じです。

使い方はこれから考えます

とりあえず購入(出資)はしてみたものの、実際にどう使うかはこれから考えようかという状態です。

キーボードの出来がいいので、やっぱり出先でもブログ書きなどに使うことになりそうですが、Galaxy Note8やChromebookとの使い分けに悩みそうです。

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