10(デカ)コアは伊達じゃなかった! Xiaomiの5.5インチスマートフォン Redmi Note 4をレビュー

いつもお世話になっているGearBestからXiaomi Redmi Note 4を提供頂いたので、さっそくレビューです。

5.5インチ 10コアプロセッサを搭載したRedmi Note 4

Redmi Note 4にはRAMが2GBと3GB版がありますが、今回頂いたのはRAM2GB、ストレージ16GBのほうです。

Xiaomi Redmi Note 4

主なスペックは下記のような感じになっています。

Xiaomi Redmi Note 4
ディスプレイ 5.5インチ 1920 x 1080
プロセッサ MediaTek Helio X20 2.1GHz 10(デカ)コア
RAM 2GB/3GB
ストレージ 16GB/64GB + microSD
カメラ 13MP/5MP
バッテリ 4100mAh
サイズ 151 x 76 x 8.4 mm
重さ 175g
指紋スキャナ
Bluetooth 4.2

写真レビュー

早速写真レビューです。

その前にパッケージ。
このRedmi Note 4、GearBestにしては珍しく未開封の状態でした。

Xiaomiの中国語版はGoogle Playがインストールされておらず(グローバル版はインストールされています)、日本語にも非対応なので、通常はGearBestが独自にショップのカスタムROMを焼いています。
このため、パッケージは一度開封されているのですが、今回はメーカー純正ROMのままでした(後述)。

同封物は本体のほか、簡易マニュアルとSIM抜きピン、microUSBケーブル、USB-ACアダプタです。

本体正面。
Xiaomiの端末は、フラッグシップのMiシリーズ以外、ほとんど同じ顔をしていますね。
非常にシンプルなデザインです。
ディスプレイの縁は微妙に湾曲している、いわゆる2.5Dというやつになっています。

背面。
上部に指紋センサがあります。
Redmi 3SやMi Maxは背面中央はアルミ製なものの、上下の部分のみプラスチックになっているのですが、Redmi Note 4はすべてアルミです。
このため、iPhoneのように上下にアンテナラインが入っています。

ところで、Xiaomiの端末には、下部にシールが貼ってあるのですが、これ、剥がすのが大変なので何とかしてほしいところです。

正面向かって右側にボリュームと電源ボタン。

左側にSIMスロットがあります。

デュアルSIMですが、SIMの1つはmicroSDと兼用するタイプです。

上部には3.5mmジャックとマイク、赤外線ポート。

底面にはスピーカとmicroUSBポート。

他機種との比較

とりあえず、Xiaomiの3機種を並べてみました。

左からMi Max、Redmi Note 4、Redmi 3S

同じ5.5インチということでGalaxy S7 edgeと比較。
サイズ感は結構近いです。

中国版のROMでGoogle Playは未インストール

先にも書きましたが今回のRedmi Note 4は中国版のROMになっており、Google Playは未インストールでした。
素の状態のホーム画面やストレージ状況は以下のようになっています。

グローバル版を焼き直そうかと思ったのですが、Redmi Note 4のグローバル版ROMはまだリリースされていないようです。

※初期状態ではMIUI7.3でしたが、アップデートでMIUI 8が降ってきました。
スクリーンショットはすべてアップデート前のMIUI 7のものです。

Google Playのインストール方法

Google Playが未インストールだとどうにも使えないのですが、実はインストールは簡単です。

まずホーム画面にあるApp Storeを選択し、MIUIのAppストアを開きます。

検索欄で「google」と検索すると「去百度捜索」というのが出てくるので、これを選択。
すると、「谷歌安装器」というのが出てくるので、これをインストールします。

インストールが終わると、下部に青い丸がある画面になるので青丸をタップ。
するとGoogle Serviceのインストールが始まりますが、提供元不明アプリのインストールでひっかかるので、設定から「Unknown sources」を許可します。

青丸の画面に戻り、今度はインストールが進みます。
最初にGoogle Services Frameworkがインストールされ、終わると「DONE」というボタンが表示されますが、これは押さずに放置でもOKです。
しばらくすると別のサービスのインストールが開始されます。

最終的に、Google Playがインストールされれば終了です。
ホーム画面にGoogle Playが現れます。

日本語化の方法

Google Playをインストールしたら、「morelocal 2」をインストールして日本語化します。

ただし、そのままでは日本語化できないので、Redmi Note 4のUSB Debugを有効にしてPCに繋ぎ、コマンドプロンプトから操作する必要があります。
Redmi Note 4のUSB DebugをONにするためにはデベロッパーモードにする必要がありますが、これは、設定の「About Phone」で「MIUI Version」を数回タップですればOKです。

PCとつないだら、コマンドプロンプトから下記のコマンドを入力。
※もちろん、adbで接続できる環境が必要です。

> adb shell pm grant jp.co.c_lis.ccl.morelocale android.permission.CHANGE_CONFIGURATION

あとはmorelocal 2から日本語化ができます。
ただ、残念ながら日本語化してもフォントは中華フォントですね。

グローバル版のROMでもmorelocale 2を使うのに同じ操作が必要ですが、こちらの場合は中華フォントにはならないはずなので、リリースされたら焼き直してみたいとと思います。

ベンチマーク

各種ベンチマークの結果は下記のとおり。

ベンチマークソフト Xiaomi Redmi Note 4
Helio X20
Zenfone 3(ZE520KL)
Snapdragon 625
Nexus 5X
Snapdragon 808
Quqdrant 31,551 35,909 18.952
AnTuTu 85,027 58,654 58,218
Geekbench 3/4 マルチ:4,544
シングル:1,513
マルチ:5,090
シングル:919
マルチ:3,051
シングル:897
3DMark 922 467 1,045

※Redmi Note 4のみGeekbench 4を使っています。

10(デカ)コアの面目躍如というところでしょうか、結構スコアはいいですね。
スコア的にはSnapdragon 810並みの性能はあるようです。

コストパフォーマンスは抜群だが敷居は高い

GearBestでは$170.63で販売されており、スペックを考えるとコストパフォーマンスは抜群にいいです。
同価格帯でが太刀打ちできる機種はいないのではないかと思います。

性能的には、ベンチマークのスコアだけを見るならXiaomi Mi Maxよりも上で、HUAWEI P9と同等という感じです。

ただ、やっぱりGoogle Playが初期状態でインストールされていない、日本語化にadbが必要など購入の(というか利用するための)敷居はちょっと高い気がします。
adbを自力でできるのであればXiaomiの製品は日本でもコアなユーザが一定数いるので日本語の情報も入手しやすいですが、adb接続がままならないというのなら、手を出すべきではないでしょう。

今後GearBestが他機種のようにGoogle Playや日本語に対応したカスタムROMを焼いてくる可能性はありますが、その場合でも、アップデートが受けられないという問題が出てくるので純正ROMに戻すのをお勧めしたいです。

でも、上記をクリアでき、安い端末を探しているなら非常にお勧めできます。
安くても中途半端なスペックの端末を買うくらいなら、断然こちらのほうがいいですね。

GearBestではRAM3GB、ストレージ64GBバージョンも販売していますが、価格が$245と少し上がります。
この価格でも十分安いですが、国内でもセールなどでハイエンドモデルが3万円を切ったりすることがあるので、ちょっと悩ましくなってきますね。

カテゴリ:モバイル・PC