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HUAWEI端末の急速充電にも対応! 10,000mAhのモバイルバッテリ Tronsmart Presto

HUAWEIの急速充電に対応しているのは珍しい。

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Tronsmartのご厚意で、QC3.0に対応した10,000mAhのモバイルバッテリ、Tronsmart Prestoをレビュー用に提供頂きました。QC3.0というだけでは、さほど珍しくなくなっていますが、HUAWEI端末の急速充電(FCP)にも対応しているのが特徴です。

Tronsmart Presto

表面はシルキータッチの処理で、さらさらとして手触りはとてもいいです。若干、加水分解が心配になりますが、そのころにはバッテリが弱ってきてると思うので問題ないかな?

▲正面下部にバッテリ残量のインジゲーター。

▲右側面にインジゲーター点灯用のボタン。

インターフェースは、入力がmicroUSB、出力が2ポートあり、緑色のほうがQC3.0対応ポート(5V/3A,9V/2A,12V/1.5A)、もう片方がTronsmart独自の急速充電仕様Volt IQ対応ポート(5V/2.4A)となります。なお、入力自体もQC3.0に対応しています。

▲なお、同封されているマニュアルの記載が逆です・・・

▲iPhone 7と並べると縦幅は若干大きいです。

▲横幅はほぼ同じ。

なお、重さは実測で214gほどでした。

HUAWEI端末の急速充電に対応

最初に書きましたが、Tronsmart PrestoはHUAWEI端末の急速充電仕様、FCP(Fast Charger Protocol)に対応しているのが特徴です。HUAWEIの急速充電は独自仕様のため、純正のACアダプタ以外ではほぼ利用不可能という状態です。なので、これに対応したモバイルバッテリはHUAWEI端末ユーザには非常に便利だと思います。

せっかくなので、HUAWEI Mate 9を使用して実際に急速充電できているのかを確認してみました。

緑色のQC3.0、FCP対応ポートに接続すると、ちゃんと急速充電になりました。8.55V/1.9A流れているのがわかります。

試しに逆側のポート(Volt IQ対応ポート)に接続してみたところ、4.83V/0.83Aで急速充電にはなりませんでした。ただ、USBの標準仕様(0.5A)よりも多くの電流が流れているのがわかります。Volt IQの急速充電仕様のためですね。

なお、急速充電と普通(Volt IQ)の充電、どれほどの差がでるのか、実際に測ってみました。

▲(左)Volt IQによる充電、(右)FCPによる急速充電

充電仕様50%到達時間80%到達時間100%到達時間
Volt IQ1時間8分1時間55分2時間49分
FCP43分1時間9分1時間51分

満充電まで約1時間の差というところです。実際にモバイルバッテリを使って満充電にする機会はそれほど多くないと思いますが、50%までの充電でも20分近い差があるので、出先で充電するにはとても重宝しそうです。

なお、10分間だけ充電した場合の容量は下記。

充電時間Volt IQFCP
10分間10%18%

今回はVolt IQでの充電で比較しましたが、一般のモバイルバッテリと比較するともっと差が付くと思います。

HUAWEI端末ユーザーなら持っていて損はない

HUAWEIの急速充電に対応しているモバイルバッテリは非常に珍しい(国内で買えるのはこれだけ?)ので、対応したHUAWEI端末(P9、P10、honor 8、Mate 9等)を利用しているのであれば、持っていて損はないと思います。

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