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上海問屋のシンプルなVRゴーグルはグラグラしてしまい使用感はイマイチでした

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上海問屋から発売された簡易的なVRゴーグル、VR Foldを購入してみました。ドスパラ秋葉原本店で999円でした。上海問屋が発売ということになっていますが、実際には海外で販売されているものを上海問屋が国内で取り扱いということのようです。

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写真レビュー

同封物は本体のほか、レンズ用のクリーナー一式。レンズ用といいつつ、中国製のディスプレイ保護シートに良く入っているやつですね。

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コンパクトに折りたたまれているので、各部を広げていきます。

まずレンズ部分を左右に展開

まずレンズ部分を左右に展開

側面の板を起こして完成

側面の板を起こして完成

スマートフォンはフック上になった部分に差し込む形です。

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スマートフォンに合わせて微調整が可能

スマートフォンの大きさに合わせて、レンズ位置を上下に調整することができます。

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ディスプレイとレンズ間の距離も調整可能。

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レンズの左右距離も調整できます。左右がバラバラに調整できるのは珍しいですね。

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Cardboardタイプなので調整用のQRコードが必要なところですがついてはいません。ただ、本体で各種調整が出来るようになっているので必要はなさそうです。

使用感はイマイチ

実際に試した感想ですが、正直イマイチです。まず可動部分が多く、使っているときにぐらぐらするというかわちゃわちゃするというか。そんな感じで落ち着きがありません。

また、レンズ性能(倍率)の問題ですが、レンズ越しに見ても上下左右から周辺が見えてしまい没入感はありません。このあたり、HOMiDO miniのほうが数段しっかりした作りです。レンズ越しだと周辺も見えず没入感もあるし。

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この手の簡易的なVRゴーグルは、下手に微調整が出来るようになっているものより、可動部が少なくシンプルなもののほうが良さそうですね。

とはいえ、HOMiDO miniは日本では個別販売していない(ノベルティグッズとしては販売があるらしい)ので、このVR Foldもお手軽に試すVRゴーグルとしてはアリでしょう。フルオープンなので、タッチ操作にも困らないし、なにより安いです。