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最後まで目を離せない!「スクランブル」は文句なく楽しめるエンタテイメント作品でした

カモは自分がカモだとは気づかないものだ

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先週末から公開が始まった映画「スクランブル」(原題はOverDrive)、久しぶりに安心して楽しめる娯楽映画でした。

「ワイルドスピード」の製作陣が作った最新映画という触れ込みで話題になっていましたが、実はワイルドスピードシリーズは未視聴。車にも詳しいわけではないのであまり期待せずに観たのですが、そんなことは関係なく、とても面白い映画でした。

ストーリーのテンポがとてもよく、途中でダレることなく一気に見終えることができました。最近は120分超えの映画が多い中で、本編が94分なのもトイレが近いおっさんにはありがたいです。

「最後の最後まで観る物を欺く」というキャッチが示す通り、本当に最後まで「そうくるか!」という感じ、結局観終わったあともどこからどこまでが仕組まれていたのかよくわからなかったり・・・。これはもう1回観に行かないといけないかもしれません。

主演俳優陣は名の知れたスターが揃っているわけではありませんが、そのおかげで新鮮味があり、全体的な勢いに繋がっている気もします。ちなみにアンドリュー・フォスター役のスコット・イーストウッドの父親はクリント・イーストウッドだそうです。言われてみると面影があります。

そしてステファニー役のアナ・デ・アルマスがとてもかわいい。「ブレードランナー2049」にも出演しているとのことで、これからブレイクしそうです。

好みの問題もありますが、今上映しているエイリアン・コヴェナント、ダンケルク、ワンダーウーマン、スキップ・トレース、スパイダーマン・ホームカミング辺りの中では一番お勧めできる映画です。新感染と比べるとちょっと歩が悪いですが、スカッとする話が好きならこちらですね。