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総務省 高校生のネット依存に関する傾向調査の結果を公開

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総務省が「高校生のスマートフォン・アプリ利用とネット依存傾向に関する調査」の速報を5月14日に公開していました。正式には6月をめどに内容をまとめて公開されるということです。

今回の調査対象は都立高校の高校生で、有効回答数は15,191票。

まずネット依存の割合ですが、スマートフォンを利用している人のほうが非利用者よりも依存傾向が強いことがわかります。ただ、これだけだとスマートフォンが原因なのかはわからないですね。先に依存があって、結果としてスマートフォンを入手している可能性もあります。

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次に利用機種の割合。スマートフォンが圧倒的です。タブレットが少ないのはちょっと意外。面白いのは、スマートフォンの利用割合は1年生がもっとも多く、学年が上がるにつれ減少していきます。逆にパソコンは1年生がもっとも低く、学年があがると増えています。これはどう考えればいいのだろう?

単年の調査なのでなんとも言えませんが、ひょっとすると学年依存ではなく、これからの世代はPCの割合が下がり、スマートフォンの利用が増えていくという結果なのかもしれません。

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スマートフォンを使用して何をしているのかという割合。SNSが圧倒的ですね。動画の視聴はパソコンでは割合がトップになりますが、スマートフォンでは減少しています。

ニュースサイトも見てるんですね。ブログはかなり少な目。若い人はブログよりもSNSなんでしょう。

なかなか面白い結果ですが、どうせなら全世代別に統計を取ってくれないかなぁ。

(source 総務省)