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最新のScanSnap iX500がPCとのWiFi接続に対応したけど、旧式なS1500でも出来ますよという話

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ScanSnap S1500

PFUのドキュメントスキャナ、ScanSnapの最新機種「ScanSnap iX500」がファームウェアのアップデートによりPCとのWiFi接続に対応したそうです。これにより、USB接続しなくてもPCやMacからスキャンが行えるようになります。さすが最新機種……と言いたいところですが、その程度のこと、我が家の旧式なScanSnap S1500でとっくに実現しているのですよ。

net.USB

といってもS1500にはWiFiがないので別の機器も使用する必要があります。必要なのは、IOデータのnet.USBに対応した機器とWiFiルータかアクセスポイント。うちではNASで使っているLANDISK HDL2-A4.0がnet.USBに対応しています。

上の図で「USB機器」の部分をScanSnapと読み替えて下さい。ScanSnapをLAN接続されたnet.USB対応機器(LANDISK)とUSBで繋げるだけで接続は完了。

使用するPCにはnet.USBクライアントをインストールしておく必要があります。

net.USB_クライアント

net.USBクライアントはこんな感じです。これで接続を選ぶと直接USBで接続されたような状態となります(当然ながらPC側にはScanSnapのドライバやソフトをインストールする必要があります)。

net.USB_クライアント

net.USBは同時に1台のPCからしか使えないので、他の端末が接続中だとこんな表示になります(IPアドレスが表示されます)。

ScanSnapとLANDISK(net.USB対応機器)をUSBで接続しなければいけないので完全な無線というわけではないですが、複数のPCを使っている人や家族で1台のScanSnapを使う場合には便利な使用方法だと思います。本家のScanSnap iX500は無線接続できるのが1台のみという制限があるので、この点だけみればnet.USBを使った方法のほうが使い勝手はいいですね。

まぁ、そうは言っても新しいScanSnapも欲しいんだけどね。

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