カテゴリ:雑記

最近よく聞く「4K」のこと

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最近急に見たり聞いたりすることが多くなった4Kという言葉。「3Kなら知ってるけど……」と思った人はきっと私と同年代ですね(3Kって最近聞かないですね)。

3Kはどうでもよくて、4Kです。4Kというのは画面解像度のこと。フルHDといえば解像度が1920×1080ですが、4Kというのはこの解像度が4096×2160になります。横が4096なので4K。「ハイビジョンのときは縦の1080をとって1080pとか720pとか言ってたくせに今度は横かよ!」と思った人も多いはず。私は思いましたよ。

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縦横が約2倍になるので情報量は約4倍です。この4K、最近できた規格かとおもいきや、東芝は2011年の12月にすでに製品化していました。その後ソニーも出したらしいですが、再生するコンテンツがないので一般にはまったく普及していません。

この4K規格の放送をNHKは来年の夏から始めることを決めたそうですが、4K対応のテレビはまだまだ非常に高価。どれだけ需要があるのかは疑問です。テレビの低価格は海外メーカーの参入でいっそう加速してきており、国内メーカーは太刀打ちできなくなりつつあるため、4K放送の開始で東芝、ソニーなど4K規格のテレビをすでに製造している国内メーカーを支援したいというのが根底にある理由なんでしょう。

さらに高解像度の8Kなんて規格の放送も始めたいようですが、画質以前に見たくなるコンテツがないんじゃどうしようもないと思うけど……。