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アラフィフのガジェット好きが光脱毛器をレビューしてみた

これで頭を剃らなくてもよくなるだろうか

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今年もあっという間に2か月が終わってしまいました。3月に入ると、そろそろ夏に向けてダイエットなどのボディメイクを意識する人も出てくるのではないでしょうか。

そんな人にも使ってもらいたい、Nicbleの光脱毛器をレビュー用に提供いただいたので、さっそく紹介したいと思います。とはいえ、実際に効果が表れるのはしばらく先のこと。このため、ひとまずは製品紹介と使い勝手を中心にレビューします。

IPL方式脱毛器

Nicbleは、やや頭が大き目の形状をしたIPL脱毛器。皮膚の下のメラニン色素に反応をし、毛を作っている毛乳頭や毛根に熱を与え、脱毛を行う仕組みです。メラニン、ようするに黒い色素に反応するので、使用前に毛を剃る必要はありますが、ジェルの塗布などは不要です。

この手の光脱毛器を使ったことがなく、他の製品との比較はできないのですが、大き目の部類ではないかと思います。重量は実測で449g。片手でも軽く扱えます。

付属品は、本体のほかACアダプタとサングラス、カミソリ。サングラスはかなり大きめで、眼鏡の上からも着用可能でした。カミソリはおまけでしょう。

ボタン類は、本体側面に集中しています。左の大きなボタンはフェイスモードとボディモードの切り替え。フェイスモードは、脱毛にプラスして(脱毛の代わりに?)美顔器としての波長に変更されるようです。

中央のボタンは、自動モードのON/OFF。自動モードを有効にすると、ガラス面を肌に押し付けると自動で発光してくれます。広い範囲を連続でケアする場合には便利です。右端が電源ボタン。ON/OFFはどちらも2秒長押しになっており、電源ONの状態で短押しすると、出力を5段階で変更できます。

▲下部の穴はLEDのインジケーター

反対側面と裏側には吸排気口があります。電源を入れるとファンが盛大に回ります。ただ、音的にはドライヤーよりも小さめ。スマートフォンのアプリで騒音測定してみましたが、35dbが50dbになる程度の音です。夜間、人が寝ている部屋ではためらわれるかもしれませんが、部屋の外まで音が聞こえるほどではないでしょう。

持ち手部分の付け根にはトリガーボタン。これを押すと発光しますが、皮膚にしっかり接触していないと発光しません。なお、自動モードではトリガーボタンを押す必要はありません。

持ち手の底部には電源ポート。バッテリー非搭載なので、使用時には付属のACアダプタを接続する必要があります。なお、大型のACアダプターですが、出力は60W(24V/2.5A)とのこと。

そして肝心のレンズ部分。周りのブロンズカラーの部分はプラスチックで、中央の透明部分がレンズになっています。「サファイア冷却機能」を搭載しているとのことですが、これがどういったものなのか説明はありません。美容系では常識なのかもしれませんが……。

ネットで調べてもよくわからなかったのですが、サファイアは熱伝導率が高いので、人工サファイア(あるいはそれっぽいもの)を利用して光線の熱を吸収。皮膚へのダメージを抑えるといったものなのだと思います。実際、使用中は皮膚がひんやりと冷たく、雰囲気的にはペルチェ素子も利用しているのではと予想しています。

使い方は非常にシンプル

使い方は至って簡単。電源を入れ、強さを設定(電源ON時は1から始まります)。肌に押し当ててトリガーを引くだけ。自動モードならトリガーを引く必要もありません。なお、利用時にはサングラスの着用を忘れずに。

▲おっさんの生足で申し訳ありませんが、こんな感じで使います

個人差はあると思いますが、私の場合、手足は強さを「4」にするとちょっとチクッとする程度。熱は感じず、光を当てた後も赤くなったり、熱を持ったりはしませんでした。マニュアルには、本格的に使う前にテストで照射し、24時間様子を見るようにとの記載もありました。

先にも書きましたが、光を当てた後はむしろひんやりする感じのほうが強いです。ただ、顔に関してはひげの剃り残しもあって痛みが若干強め。赤くはなりませんでしたが、手足に使うよりもひりひり感がありました。

▲顔に使うとこんな感じ

冒頭にも書きましたが、効果のほどはしばらく使ってみないとわかりません。メーカーによると2週間で効果を実感できるとのことなので、その頃にあらためてどうなったのかを報告したいと思います。

なお、Nicbleの脱毛器は3月8日まで3500円オフのクーポンを配布中。