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PixelスマホにFeature Drop提供開始。オリジナルのサウンドトラックを作れる「pocket operator」など新機能が多数公開

Doorbellの映像がロック画面で確認できるのは良さそう

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Googleは6月6日(現地時間)、Pixelスマートフォン向けの新機能リリース「Feature Drop」を公開しました。同日より始まった6月度のセキュリティアップデートと合わせて提供が開始されています。

今回のFeature Dropでは、日本では利用できないものも含め、10つの新機能・アップデートが提供されます。

pocket operator for Pixel

Pixel向けのアプリとして、pocket operator for PixelがGoogle Playで公開されました。Pixel 5以降で利用できるとのことですが、ナンバリングではなく発売時期のようで、Pixel 4a(5G)でもインストール可能です。

Pixelのカメラをサンプリングツールとして使い、TensorFlow機械学習を利用してサンプルの分析と分類を実施。身の回りのものからユニークなドラムキットやサンプルキットを作成可能、というものですが、少し試しただけでは今一つ使い方がわかりませんでした。

Nest Doorbellの映像をロック画面に

Nest Doorbellが鳴らされた場合、スマートドンのロックを解除しなくても、ロック画面上に通知とともに映像が表示されるようになります。これは地味に便利そうです。

懐中電灯リマインダー

スマートフォンの懐中電灯がずっとONになっている場合、それを消すためのリマインダーとショートが表示されるようになるとのこと。地味ですが、うれしい機能な気はします。

空気品質アラート

現在地の空気品質アラートを表示可能に。これは米国、オーストラリア、インドでのみ利用可能。Googleは米国のNest Hubで同様の機能を提供しており、これをPixelにも適用するのだと考えられます。

プライド月間の新しい壁紙

Pixelで利用できるキュレートカルチャーコレクションの壁紙に、イラストレーターの Yann Bastard氏が作成した3つの壁紙が追加されます。

「音声増幅」のアップデート

これは先日発表済みの内容ですが、ユーザー補助機能「音声増幅」がアップデートされ、スマートフォンで再生中の動画やオーディオからノイズが除去され、より聞き取りやすいように音声が増幅されます。カメラを相手に向ければ、その人の声だけを増幅も可能。

ホーム画面でのワクチン接種証明

これは日本では利用できませんが、ワクチン接種証明をデバイスに保存した場合、ホーム画面にそのショートカットを配置できるようになります。海外では、店内での飲食にはワクチン接種が必要などの条件が付けれることも多いので、表示しやすくなるのは便利なのでしょう。

リアルトーンフィルタがGoogleフォトで公開

Google I/Oで発表されていた、モンクスキンスケールを使ったリアルトーンフィルタがGoogleフォトで利用可能になったとのこと。肌色に関わらず、肌の色調表現が改善されるはずです。

このほか、車の衝突検知機能が、カナダでも利用可能に。メッセージ内のチャット翻訳機能が繁体字中国語、オランダ語、韓国語、タイ語、トルコ語で利用可能となっています。

Source: Google