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Oculus Quest 2でリコール。接顔パーツで皮膚炎発症の恐れ

症状は軽微で、発症も約0.01%と僅か。なお製造プロセスは改善済み

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経済産業省は2月15日、Oculus Quest 2のリコール情報を掲載しました。Oculus Quest 2に利用されているスポンジ状の接顔パーツがリコールによる交換対象となっています。

Oculusは2020年12月、Oculus Quest 2を利用している人の約0.01%が、スポンジ状のパーツが接する部分に軽微な皮膚炎を訴えていると報告。ほとんどのケースで自然治癒しているとしていました。製造中に付着した物質、あるいは接顔パーツの材料(ウレタンフォーム)と化粧品やスキンケア製品の間でなんらかの反応が引き起こされた可能性があるとし、現在は製造プロセスを変更し、問題が出ていないことを確認しているとのことです。

▲Oculus Quest 2の接顔パーツ

Oculus側からは、その後の報告はありませんが、経済産業省のサイトによると、事前注文分を含め2020年10月13日以降出荷された約8万1600台が対象で、全数交換するように読めます。

症状が出ていなければ、あえて交換する必要もない気はしますが、Oculusのサイトではリクエストフォームも用意されています。症状に心当たりがある、あるいは症状がでないか心配だという人はリクエストを送信してみると良さそうです(リクエストフォーム、英語ですが……)。

via: AV Watch
source: 経済産業省リコール情報, Oculus