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透明かつ光る背面が特徴的な「Nothing Phone (1)」、8月に6万9800円で国内発売

カバーをしたら見えなくなってしまう気も

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英Nothing Technologyは7月12日(日本時間13日0時)、ear (1)に続く、Nothingブランド新製品として同社初となるスマートフォン「Nothing Phone (1)」を発表しました。英国や欧州など40以上の国と地域で7月21日に発売。日本でも8月に発売予定です。価格は、8GB+256GBのモデルが6万9800円。その他のモデルや発売日、販路などは後日発表するとしています。

▲カラーはホワイトとブラックの2色

Nothing Phone (1)はSoCにSnapdragon 778G+を搭載するハイミドル端末。ディスプレイは6.55インチの有機ELで解像度は2400 x 1080、リフレッシュレートは120Hzに対応します。16MPのフロントカメラは、左上にパンチホールで搭載。

サイズは159.2 x 75.8 x 8.3mmで重さ193.5g。iPhone 13 Pro Maxとほぼ同じサイズ感です。

▲左がNothing Phone (1)、右はiPhone 13 Pro Max

Nothingが、「カメラが多いほど撮影効果が高いと人々を錯覚させている」というカメラは、50MPのメインカメラ(F1.88)と50MPの超広角(F2.2 画角114度)のデュアル構成。メインカメラはSonyのIMX766でOISに対応、超広角はSamsungのJN1を採用しています。

Nothing Phone (1)で特徴的なのは、背面に搭載された「Glyph Interface」。着信通知などで光るのですが、相手により発行パターンを変えることが可能。色は白のみですが、明るさは変更できます。ちなみにこのGlyph Interface、974個のLED電球で構成されています。

撮影時に全点灯させることで、補助光としても利用できるほか、充電時には光るバーの長さでバッテリー残量を表現します。

リバース充電時にも光るので、充電できていることを確認しやすくなっています。

そのほか、主な仕様としてはIP53の防水防塵に対応、指紋センサーは画面内で顔認証にも対応。バッテリーは450mAhで33W急速充電、15Wのワイヤレス充電に対応します。なお、FeliCaは非搭載。

日本国内の対応バンドは、下記の通り。

  • 5G(Sub6): n1, n3, n28,n41, n77, n78
  • 4G LTE:1, 3, 8,18, 19, 26, 28, 41
  • 3G UMTS (WCDMA): bands 1,6,8,19
  • 2G GSM : 900/1800

▲ちゃんと立ちます

正直なところ、Glyph Interfaceを含む背面デザイン以外はごく普通のスマートフォンという印象。肝心の背面も多くの人がケースやカバーをしてしまうことを考えると、どこまで差別化できるのかは疑問も残ります。純正でクリアカバーなどを用意してほしいところです。

ちなみに透明な背面ですが、下部には「象」をあしらっているのだとか。言われて見れば、見えなくもない……かも。

Source: Nothing