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Nothing Ear (2)発表。ハイレゾ対応やデュアル接続に進化

見た目はほぼEar (1)

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Nothingは3月23日、同社の3つ目のイヤホンとなるNothing Ear (2)を発表しました。価格は2万2800円。公式サイトおよびKith Tokyoで3月23日から先行販売を実施しており、量販店での一般販売は3月30日からとなります。

見た目はほぼEar (1)のままですが、地味に改良が加えられており、ケースサイズも若干小さくなっています。

▲左がEar (2)、右がEar (1)

もちろんイヤホン自体も改良が加えられており、11.6mmというサイズはかわらないものの、ダイナミックドライバーが独自設計のものに変更。ダイヤフラム(振動板)にはポリウレタン(PU)とグラフェンの複合材料を試用しているとのこと。

独自のデュアルチャンバー設計により、より広い空間を確保し、スムーズなエアフローとよりクリアなサウンドを実現したとしています。

また、あらたにLHDC 5.0コーデックを採用し、24ビット/192kHzのハイレゾ再生に対応しました。

▲左がEar (1)、右がEar (2)。Ear (2)にはデュアルチャンバーのため(?)穴が空いています

ANCの対応は従来どおりですが、周囲の騒音にあわせて自動でANCのレベルを調整するアダプティブモードを搭載しています。

操作はタッチではなく、ステム部分のつまむプレス操作。曲のスキップや音量調整などを行えます。この操作は、専用アプリからカスタマイズも可能です。

バッテリー持ちはANCのオフでケース込みで最大36時間。10分の充電で最大8時間利用できる急速充電に対応します。また、最大2.5Wのワイヤレス充電にも対応しています。

このほか、2つのデバイスに同時に接続できるデュアルコネクションに対応。ようするにマルチポイントですが、「例えば、PCで音楽を視聴中にスマートフォンに着信がある場合、Ear (2)が自動的に着信を知らせます。ユーザーはイヤホンのプレスコントロールを使って簡単に電話に出ることができ、通話が終わるとイヤホンは自動的にPCでの音楽再生を再開します」とのこと。

ちなみに、ティザーにアトラスオオカブトが使われていたことに特に意味はなく、Ear (1)がテントウムシだったので、進化しているのがわかりやすいだろうということで採用したと、発表に先立って行われた「Nothing Ear (2) プレブリーフィング」で、Nothing Technologyの共同創業者アキス・イワンジェリディス氏が説明していました。

一般販売は、MoMA Design Store、二子玉川 蔦屋家電、ヨドバシカメラ、ビックカメラ、ヤマダ電機、ケーズデンキ、e☆イヤホン、池部楽器店パワーレック、HATCH、NTTぷらら、ひかりTVショッピング、エディオン、上新電機で実施。予約は3月28日から開始されます。