「HUAWEI P9」と「HUAWEI P9 lite」どちらを買うか悩んでいる人のためスペックを比較

p9p9lite

6月17日(金)に発売となったHUAWEIの新モデル、HUAWEI P9とP9 lite。
どちらを買おうか悩んでいる人もいるのではないかと思います。

両機種を比較しつつ、どういった人におすすめなのかを考えたいと思います。

追記:HUAWEI P9を購入したので実機レビューを書きました。

ハイエンドなHUAWEI P9とミドルクラスなHUAWEI P9 lite

まずは両機種のスペックを比較します。

HUAWEI P9HUAWEI P9 lite
ディスプレイ5.2インチ5.2インチ
解像度1920×10801920×1080
プロセッサHUAWEI Kirin 955
2.5GHzx4 + 1.8GHzx4
HUAWEI Kirin 650
2.0GHzx4 + 1.7GHzx4
メモリ3GB2GB
ストレージ32GB+microSD(最大128GB)16GB+microSD(最大128GB)
高さ約145mm約146.8mm
約70.9mm約72.6mm
厚さ約6.95mm約7.5mm
重さ約144g約147g
バッテリ3,000mAh3,000mAh
連続待受時間LTE:約566h/WCDMA:約566hLTE:約610h/WCDMA:約630h
連続通話時間WCDMA:約18hWCDMA:約18.9h
メインカメラ12MPx2 F2.2 デュアルカメラ13MP F2.0
インカメラ8MP F2.48MP F2.0
通信速度上り(受信時)最大262.5Mbps(LTE)
下り(送信時)最大50Mbps
上り(受信時)最大150Mbps(LTE)
下り(送信時)最大50Mbps
LTEB1/2/3/4/5/7/8/12/17/19/20/26/28B1/3/5/7/8/19/28
WCDMAB1/2/3/4/5/8/19B1/5/6/8/19
WiFi802.11a/b/g/n/ac(2.4/5.0GHz)802.11b/g/n(2.4GHz)
Bluetooth4.2 BLE4.1
測位方式GPS/AGPS/Glonass/BeidouGPS/AGPS/Glonass
センサ加速度、コンパス、ジャイロ、環境光、近接、 HALL、指紋指紋、加速度、コンパス、環境光、近接
NFC
USBType Cmicro-B(microUSB)
価格57,980円28,980円

※価格はAmazonのものです。

ハイエンドとミドルクラスの比較なので当然ですが、スペックではHUAWEI P9が圧倒しています。

※両機種ともNFCを非対応としていましたが、HUAWEI P9はNFCに対応いていました。

LTEの対応バンド

LTEについては対応バンドだけ並べてもわかり難いので、国内3キャリアが対応しているバンドも含めてまとめてみました。

バンドP9P9 litedocomoausoftbank
1
2
3
4
5
7
8
11
12
17
18
19
20
21
26
28

MVNOの主流であるdocomoのLTEにはP9、P9 liteともBand21以外は対応しています。
Band21は世界的にdocomoしか利用していない帯域で、iPhone 6sも非対応なので気にする必要はなさそうです。

ライカのダブルレンズを搭載したHUAWEI P9

HUAWEI P9には老舗のカメラメーカー ライカと共同開発したカメラレンズが2基搭載されています。
このダブルレンズは一方がRGBで色彩情報を取得し、もう一方がモノクロ専用で被写体のディテール情報を取得。
2つのデータをソフト上で合成することで精細かつ色彩豊かな画像を作り出す、というものです。

feature-02@2x

また2つのレンズを使うことで被写体を立体的に捉えることが可能になり、疑似的ではありますが、F0.95という大口径を再現することができます。

このレンズについては実際にプロの写真家から高い評価を得ている一方で、低光量な環境ではノイズが増えるなどの報告も行われています。

スクリーンショット_061316_122711_PM

プロのカメラマンがしっかり撮ると素晴らしいけど、素人がスナップ的に撮るには向いていない、というようなことがあるのかもしれません。
このあたりは実際に自分の使い方で試してみないとわからないですね。

※追記:表参道のHUAWEI STOREで確認してみましたが、とくに暗所に弱いということはなさそうでした。

※追記:HUAWEI P9のカメラをGalaxy S7 edgeやiPhone 6sと撮り比べてみました。
率直な感想としては、素人が自動モードでスナップ的に撮るには絶賛するほどの性能とは感じません。

ただ、プロモードでは露出やホワイトバランス、ISO等々、細かく設定で可能で、P9のカメラの真価を発揮させるにはプロモードを使いこなす必要があるのだろうと思います。

実際、P9のカメラを絶賛している写真家さんなどのインタビュー等では基本的にプロモードを使用しているように思います。

HUAWEI P9 LiteのイメージセンサはNexus 6と同じ物

HUAWEI P9 liteに搭載されているイメージセンサはSony製のIMX214で、これはNexus 6に採用されているものと同じです。

HUAWEI P9のライカレンズほどのインパクトはありませんが、ミドルクラスに採用されているカメラとしてはかなりいいものではないかと思います。

phone2

※実際に触ってみた感じ、可もなく不可もなくといった印象です。
一言で言い表すなら、「普通」・・・

インカメラはP9 liteのほうが上?

スペックを見ていて気付いたのですが、なぜかインカメラのF値はP9 liteのほうが低く、これだけ見るとP9 liteのほうが明るく撮れるような気がします。

実際には画角に差があったりするのかもしれませんが、ちょっと気になる点です。

日本ではP9 liteのほうが売れそう

日本のSIMフリー端末市場では、これまでもハイエンド機が販売されていましたが、あまりヒットした端末はなく、ミドルクラス~エントリークラスの端末がよく売れているようです。

BCNランキングでSIMフリー端末のみを絞ってみると、5月のランキングは下記のようになっています。
価格は2016年6月13日時点のAmazonでの価格です。

  1. ASUS ZenFOn Go 21,380円
  2. ASUS ZenFone 2 Laser 16GB 25,480円
  3. HUAWEI P8 lite 22,310円
  4. FREETEL Priori3 LTE 11,500円
  5. 富士通 arrows M02 29,800円
  6. FREETEL SAMURAI MIYABI 17,100円
  7. ASUS ZenFone Max 26,279円
  8. HUAWEI GR5 32,480円
  9. FREETEL Priori3S 16,950円
    10HUAWEI Y6 15,000円

3万円台の端末はHUAWEI GR5のみで、他はすべて2万円台以下となっています。
市場に3万以上するSIMフリー機が少ないというのもありますが、皆無ではなく、FREETEL KIWAMIやHUAWEI Mate S、HUAWEI P8Maxなどハイエンドな端末もリリースされています。

しかしそれらがランキング上位には来ていないのを見ると、やはり日本国内では多少スペックは落ちても低価格な端末に人気が集まっているようです。

端末が売れるということはそれだけ情報が出回り、アクセサリも多く登場することが期待できます。
その点では、HUAWEI P9 liteのほうが勝っているといえるかもしれません。

バッテリサイズは同じだけど電池持ちはHUAWEI P9 liteのほうがいい

バッテリはどちらも3,000mAhと同じですが、電池持ちはP9 liteのほうがよさそうです。
LTEの待ち受け時間をみると、P9の566hに対してP9 liteは610hとなっています。
その差は約1.08倍と誤差みたいなものですが、実際に使用するとこの差以上に電池持ちは変わってくると思います。

単純にHUAWEI P9のほうが高速なプロセッサを使っているので消費電力が若干高いということだと思いますが、ハードに使う人は気にしたほうがいいポイントかもしれません。

「HUAWEI P9」と「HUAWEI P9 lite」、どちらを買うべきか?

結局どちらを買えばいいのかという話ですが、以下の項目に1つでも当てはまるならHUAWEI P9を買っておいたほうがいいと思います。

  • スペック至上主義。
  • 重い3Dグラフィックのゲームをサクサク動かしたい。
  • 家庭内のWiFiで5GHzを利用している(P9 liteは5GHz非対応)。
  • カメラの性能にはこだわりたい。
  • 少しでも小さいく軽いほうがいい。

逆に、「スペックはそこそこでも3Dグラフィックのゲームがそれなりに動き、カメラもそこそこでも価格は安いほうがいい」という人はP9 liteのほうがいいでしょう。

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