カテゴリ:雑記

壊れた浴室換気扇を自分で交換する方法

交換自体は簡単だけど、不安なら業者に依頼を

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以前から調子が悪く、10月頭から完全に沈黙してしまった浴室の換気扇。業者に頼むと数万かかりそうだし、それ以前にどこに頼めばいいのかもわからなかったので、自分で交換してみました。

浴室換気扇を自分で交換する

電源工事には資格が必要

最初に書いておきますが、換気扇の交換は電気工事の資格を持っている人が作業をする必要があります。難しい作業ではありませんが、有資格作業であることは念頭においておいてください。

代わりになる換気扇を探す

もともと付いていた換気扇は東芝の「DVF-10U」というものですが、すでに廃盤になっていました。東芝のサイトで調べてみると、後継機は「本体:DVF-XT10C + 別売ルーバー:DV-X10Bの組み合わせ」とのこと。 ※現在はDFV-T10CBになっています。

Amazonで調べたら、セットになったものがあったのでそれを注文しました。

DFV-T10CBだと下記。

他メーカーのものでも、メーカーのサイトで調べれば廃版になっていたとしても後継機種が記載されているはずです。

交換に必要なもの

もう一つ必要になるのがアルミテープ。実際に必要な長さは50cm程度です。これもアマゾンで購入。

換気扇の固定は、脚立に載って上向きでの作業となるため、電動ドライバがあると便利です。また、暗い場所での作業になるので懐中電灯も必要です。キャンプなどで使うランタンタイプのものがおススメ。

交換作業の手順

パネルを外す

ここから実際の交換作業です。作業前に必ず浴室のブレーカーを落としておきましょう。換気扇のスイッチを切るだけでなく、ブレーカーを落とすのが必須です。こんなことで感電してもつまらないですよ。

まずは今付いている換気扇を外しますが、最初にパネルを外します。パネルはメーカーによっても違うかもしれませんが、基本はバネで引っかかっているだけのはずです。軽く下に引っ張って隙間を覗くと引っかかっている部分が見えます。この辺の手順は購入したあたらしい換気扇にも記載があるはずです。

換気扇

パネルを外したあとは、天井に固定しているねじを4本外せば下からすっぽりと外れます。この状態では配線やダクトが繋がっているので、ネジを外しても落ちてくることはありません。

ダクトと配線を外す

換気扇の近くに点検口があるはずなので、そこから天井裏を覗いてダクトと換気扇をつないでいるアルミテープを剥がします。手前に写っているのはテレビのブースター。大抵の場合、浴室の天井裏にはアンテナ線の分配やらブースターやらが集まっています。

換気扇

次に配線を抜きますが、これは天井裏で作業がしづらければ、換気扇を下に引きぬいたあとに外しても大丈夫です。

換気扇

機種によって違うと思いますが、DVF-10Uは差し込み式のコネクタで真ん中にある突起をマイナスドライバなどで押しながら線を引き抜きます。

換気扇

新旧比較。大きさはほぼ同じです。互換のある後継機種なので当たり前かもしれないけど。ただ、標準のネジの取り付け位置が90度違っていました。しかし、DVF-XT10C側で同じ位置にネジ穴が開けられるようになっていたので、取り付け前にネジを入れて穴を開けておきました。

換気扇

新しい換気扇の取り付け

続いて新しい換気扇を取付ます。まず。ダクト部分を接続してアルミテープを巻きます。

換気扇

実はこのダクト部分のパーツ、もともとの開口部に干渉してしまい、ネジ穴の位置があいませんでした。なので、角張っていた端っこの部分を斜めにカット。これで大丈夫になりました。

換気扇

いきなり写真が飛びますが、あとは換気扇本体に電源線を差し込んで、もとの場所にネジ止めすれば完成です。作業時間は写真を取りながらでも1時間弱という感じ。実質は30分も掛からないと思います。

換気扇

ところでうちの浴室のスイッチはこんな感じでONなのかOFFなのかわからないタイプなのですが、古い換気扇を外すとき、モータ部分がそれなりに発熱していました。ようするに壊れたまま電源がONだったのですね……。このスイッチも交換したほうがいい気がしてきた。

換気扇

悩んだら業者へ依頼するのもアリ

全体的に作業は簡単ですが、電気の有資格作業もありますし、面倒だし業者に任せたいという場合には、下記のようなところからリフォーム業者に依頼するのが手っ取り早いようです。

換気扇の種類や浴室の状況によっても変わるのでしょうか、3万円前後になるようです。

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