デュアルカメラ搭載の「honor 9」発売、HUAWEI P10とは何が違う?(更新)

デザインを取るかライカを取るかという選択

HUAWEI Japanが国内向けにデュアルカメラを搭載したhonor 9を発表しました。10月12日発売で、市場想定価格は5万3800円(税抜)。

更新:発売に合わせて内容を更新。OIS非搭載などの情報を追加しました。

▼honor 9が向いている人

  • 少しでも安く手に入れたい人
  • デザインが綺麗な端末に惹かれる人

▼P10が向いている人

  • カメラ性能がいい端末が欲しい人
  • 少しでもセルフィーで綺麗に撮りたい人

もう廉価版とは呼べないhonor 9

honorはnovaと同様に若者向けの廉価モデルというイメージがありますが、基本スペックはハイエンドなPシリーズと同等になっており、今回のhonor 9もほぼP10と同等の仕様です。

スペックはP10同等

発表されたスペックをP10と並べてみると下記。

仕様 honor 9 P10
ディスプレイ 5.15インチ OLED 5.1インチ IPS
解像度 1920×1080 1920×1080
SoC Kirin 960 Kirin 960
RAM 4GB 4GB
ストレージ 64GB/128GB + microSD(最大256GB) 64GB + microSD(最大256GB)
メインカメラ 20MP(モノクロ)+12MP(RGB) F2.2 20MP(モノクロ)+12MP(RGB) F2.2
インカメラ 8MP F2.0 8MP F1.9
バッテリ 3200mAh 3200mAh
高さ 147.3mm 145.3mm
70.9mm 69.3mm
厚さ 7.45mm 6.98mm
重さ 155g 145g
WiFi 802.11 a/b/g/n/ac(2.4GHz/5GHz) 802.11 a/b/g/n/ac(2.4GHz/5GHz)
Bluetooth 4.2 BLE 4.2 BLE
NFC 対応 対応
LTE 1/3/5/7/8/19/20 1/2/3/4/5/7/8/9/12/17/19/20/25/26/28/29
通信速度 下り:最大150Mbps(LTE)
上り:最大50Mbps(LTE)
下り:最大262.5Mbps(LTE)
上り:最大50Mbps(LTE)

⇒HUAWEI製品ページ(honor 9, P10

LTEの対応バンドがかなり少な目。そして複数の帯域を利用し、高速通信を可能にするキャリアアグリゲーション(CA)も非対応です。

CAはMVNO回線でも有効なので、この点はやや残念。もっとも、昼時や夕方などのピーク時にはほとんど効果は感じられませんが。

デュアルカメラもP10ゆずり、ハイブリッドズームにも対応

背面のデュアルカメラは20MPのモノクロ + 12MPのRGBでP10と同等。ただし、ライカの銘はありません。

モノクロとRGBの画素数の差を利用し、最大2倍のハイブリッドズームにも対応します。

2つのレンズの画素数の違いを利用するハイブリッドズーム

このハイブリッドズームはMate 9が最初に搭載した機能で、2つのレンズの画素数の差を利用し、20MPのモノクロ画像から、12MPのRGB側の画像を切り出し、そこにRGBレンズで色付けを行うというもの。

光学ズームではありませんが、デジタルズームとも違い、画像の劣化は(基本的には)ありません。

▲Mate 9のハイブリッドズームの説明

OISは非搭載

ライカの銘は冠さないものの、基本仕様はP10と同等。ただし、honor 9は光学式手振れ補正(OIS)非搭載という大きな違いがあります。

このため、honor 8と比較して2倍の明るさで撮影可能になったとはいえ、暗所撮影ではP10ほど気軽に撮影はできないかもしれません。

「夜景をよく撮る」「店内が暗い、落ち着いた雰囲気のお店で写真を撮る」という人はOIS搭載のP10のほうが向いているかもしれません。

インカメラはP10が上

画素数こそ同じものの、honor 9のインカメラはF2.0で、P10のF1.9よりもやや暗くなっています。このためなのか、honor 9の製品ページではほとんどセルフィーについては触れられていません。

P10はインカメラもライカレンズを搭載し、セルフィーをアピールしていましたが、この辺りもフラッグシップ機との差別化なのでしょう。

15層のガラスバックが美しい

デザインに目を向けると、15層のレイヤーになっているというガラスボディの美しさが目を引きます。

HUAWEI P10は比較的工業デザイン的な飾り気のない美しさを持っていましたが、honor 9は前モデルのhonor 8と同様、若者向けを意識した見た目の美しさを前面に押し出してきています。

honorシリーズ、廉価版と違って完全にデザイン違いのフラッグシップ的な位置づけですね。今後廉価版はnovaシリーズが担うのでしょう。

楽天以外からも発売

先代のhonor 8は楽天モバイルの専売モデルとなっていましたが、honor 9は楽天以外からもIIJmio、AEON Mobile、Goo Simseller(OCN)でも取り扱い中です。

いまのところ、もっとも安く入手できそうなのはgoo Simsellerのようです。

(初掲:10月10日)




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